アスリートたちが投資家に!?新たなイノベーション支援プロジェクト始動

株式会社フリークアウト・ホールディングスと株式会社UDN SPORTSが共同で「アスリートファンド」プロジェクトを始めました。このプロジェクトは、アスリートの持つ影響力を資金調達に活用し、スタートアップを支援しようという試みです。アスリートたちが自らの経験やネットワークを活かして、ビジネスパーソンとしてのセカンドキャリアを築くことを目的としています。

プロジェクトの概要

「アスリートファンド」は、アスリートから資金を集め、特に成長が期待できるスタートアップに投資を行う新しい形のファンドです。アスリート自身がその競技で得た知識や経験、ネットワークを使ってビジネスを後押しし、地域社会にも良い影響を与えることが期待されています。

このプロジェクトに賛同するアスリートは、「影響力のある資金提供者」となることで、起業家たちにインスパイアされ、成長の機会を得ることになるでしょう。以下、賛同したアスリートたちのコメントを紹介します。

冨安健洋選手のコメント

「海外での経験を生かし、企業の発展に寄与したいと思っています。」

香川真司選手のコメント

「アスリートならではの経験を生かし、企業との共生を楽しみにしています。」

サニブラウン・アブデル・ハキーム選手のコメント

「アメリカではアスリートの出資が普通ですが、日本でも新しい風を吹き込んでいきたいです。」

背景と意義

日本では、アスリートが自身の影響力を活かしてスタートアップに出資することはまだ一般的ではありません。しかし、海外では既に多くのアスリートが成功を収めていることから、日本でもこの流れを生み出すことで、スタートアップの新しい可能性が開けると考えています。アスリートたちはこのプロジェクトを通じて、資金だけでなくビジネスの知見を得ることもできます。

このファンドは、フリークアウトとUDN SPORTSの企業が持つ専門的な知見をアスリートたちが直接活用できる場を提供し、ビジネスの成長に寄与します。アスリートたちの影響力を最大限に生かした取り組みとして、大きな期待がかかっています。

今後の展望

プロジェクトは、初期段階で5〜10億円の規模を目指し、すでに多くのサッカー選手やオリンピック選手が参加を希望しています。主にマーケティング・テクノロジー分野やBtoC、ヘルスケアのスタートアップに対して投資を行う計画です。アスリートと企業の双方がウィンウィンの関係を築くことで、今後の展望は非常に明るいものとなるでしょう。

フリークアウトの代表取締役、本田謙氏は「アスリートたちともに日本のスタートアップエコシステムに新たな風を吹き込みたい」と話しています。