ポーランド音楽の祭典
2025-05-09 12:03:21

大阪・関西万博で響くポーランドの音楽、若き才能たちの共演

ポーランド音楽が響く大阪・関西万博



2025年の大阪・関西万博において、ポーランドパビリオンでの音楽イベントが開催されました。本イベントでは、ショパンランドコンクールの入賞者たちが「ポーランドの音楽大使」として、ポーランドの作曲家による作品を披露し、来場者に深い感動を与えました。

期待の若手アーティストたち



2024年9月から11月にかけて開催される「第3回ショパンランドコンクール」では、小学生から大学生までの5名が選出され、日本での子どもの日である2025年5月5日に、ポーランド投資・貿易庁の主催で行われるコンサートに出演します。彼らは、世代を超えた若き才能の象徴として、熱い演奏を届けることが期待されています。

ショパンランドコンクールは、ポーランドの作曲家による作品のみが課題曲となるピアノコンクールであり、エヴァ・ポブウォツカやヴォイチェフ・シフィタワといった著名なピアニストが監修を行っております。多様な部門が用意され、今年が第4回目の開催となります。

コンサートの前の交流



コンサートの前に、出演者たちはポーランドパビリオン館長のマルタ・ジェリンスカ氏を訪問し、心温まる歓迎を受けました。館長から激励の言葉が贈られ、インタビューを通じて和やかな時間を過ごしました。

さらに、パビリオンツアーではポーランドの最新技術や文化について学び、伝統料理を楽しむことで、五感でポーランドの魅力を体感しました。これにより、文化交流の重要性を再確認することができました。

記念コンサートの感動



記念コンサートでは、期待の若手ピアニストたちがポーランドの名作を演奏しました。その中にはショパン、ゴンシェニェツ、クルピンスキ、レシェティツキ、パデレフスキといった著名な作曲家の作品が含まれ、情感あふれる演奏がパビリオン内を満たしました。会場はほぼ満席となり、音楽が国境や時代を超えた豊かな響きを広げ、聴衆を魅了しました。

演奏者と演奏曲目は次の通りです。

演奏者と楽曲一覧



  • - 小学3・4年: 木暮凛音
- 感傷的なワルツ(M. ゴンシェニェツ)
- ポロネーズ第8番 ニ短調 Op.71-1(F.ショパン)

  • - 小学5・6年: 吉田知史
- 24のプレリュード第4番 Op.28-4(F.ショパン)
- ポロネーズ ニ短調(K. クルピンスキ)
- 組曲《田舎にて》 ロマンス Op. 40(T.レシェティツキ)

  • - 中学: 米田彩乃
- ポーランド舞曲集 第2番 マズレク Op.5-2 ホ短調(I.J.パデレフスキ)
- アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22(F.ショパン)

  • - 高校~一般B: 梶田彩衣
- ロンド(序奏とロンド) 変ホ長調 Op.16(F. ショパン)

  • - 高校~一般B: 八代麻友
- エチュード集 第11番 「木枯らし」 Op.25-11イ短調(F.ショパン)
- スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20(F. ショパン)

音楽を通じて、ポーランドと日本の友好関係を一層強める貴重な時間となりました。このすばらしいイベントを受けて、2025年度第4回ショパンランドコンクールの参加要項が発表されています。多彩なポーランド作曲家の作品が課題曲に選ばれ、6月27日には赤松林太郎氏による課題曲説明会も予定されています。

5年に1度のショパン国際ピアノコンクールも控えている今年、ポーランドの音楽に触れ、さらなる学びを深める絶好の機会です。ピアノ好きの皆さまの参加を心よりお待ちしております。


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会社名
株式会社 東音企画
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