亀田総合病院での新しい取り組み
株式会社OPEReは、千葉県の亀田総合病院糖尿病内分泌内科と連携し、肥満症やその合併症に関する患者説明支援システム「ポケさぽ」の活用を始めました。この取り組みは、患者が自身の健康状態を理解し、適切な受診を促すことを目的としています。
取り組みの背景
肥満症は高血圧や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群など様々な健康リスクの要因とされますが、患者がこの疾患を認識しにくい現状があります。そのため、受診を避けたり、生活習慣の見直しをためらったりすることが多いのです。亀田総合病院では、こうした患者のニーズに応え、疾患啓発や説明を推進する必要があります。さらに、医師の働き方改革も求められる中、デジタルを活用することで業務の効率化が図られています。
「ポケさぽ」の導入
「ポケさぽ」は、患者さんのスマートフォンや院内のタブレットを通じて、医療者と患者の間のコミュニケーションをスムーズにするシステムです。このシステムを用いることで、患者は必要な情報を自動で受け取り、主治医との相談をしやすくなります。診察時の案内やQRコードを使用してLINEに登録後、患者の状態に応じてコンテンツが配信されます。
コンテンツの内容
提供される情報には、肥満症に関する疾患啓発コンテンツや栄養相談プログラムが含まれ、患者が自分に適した情報を得られるように工夫されています。また、患者自身が必要な情報を確認しやすい導線も設けられています。これにより、患者はより積極的に医療に参加できる環境が整えられます。
今後の展開
今後、亀田総合病院では、睡眠時無呼吸症候群や脂肪肝など肥満症に関連する他の健康障害についても、「ポケさぽ」を通じて情報提供を進めていく予定です。患者の利用状況やフィードバックについても、運用期間後に分析し、発表する計画があります。
OPEReと亀田総合病院
OPEReは、患者と医療者のデジタルコミュニケーション手段を開発・提供しています。亀田総合病院は、地域の基幹病院として幅広い診療科を持つ急性期医療の重要な拠点。特に糖尿病内分泌内科では、肥満症や生活習慣病への取り組みが行われており、「ポケさぽ」はその一環として導入されました。
「ポケさぽ」の成果
色々な病院で導入が進む「ポケさぽ」は、2025年には130以上の急性期病院で利用される見込みです。すでに患者満足度95%以上、業務改善率92%と、高い評価を受けているこのシステムは、今後も医療現場の効率化に貢献していくことでしょう。
おわりに
株式会社OPEReの取り組みは、未来の医療における患者とのコミュニケーションの新たな形を示しています。亀田総合病院とともに、肥満症啓発や健康管理の重要性を伝え、患者が自らの健康を見守るサポートを今後も強化していきます。