STU48の朗読劇
2025-07-21 19:33:39

STU48が広島で語りかける平和への願いとその作品『炎夏の花』

STU48オリジナル朗読劇『炎夏の花』



本日、2025年7月18日、広島・エディオン紙屋町ホールにてSTU48によるオリジナル朗読劇『炎夏の花』が開催されました。出演メンバーは尾崎世里花、信濃宙花、高雄さやか、原田清花の4名です。本作は被爆80年の節目を迎え、平和の尊さを見つめ直すために企画されたものです。

物語は、現代の女子高校生・そら(信濃)が修学旅行で広島を訪れ、原爆で命を奪われた少女・さえ(高雄)と、きよ(原田)に出会い、交流を通じて“平和”の意味を理解していくという内容。劇中では、原爆ドームがかつてどのような場所であったかを語る少女たちの姿が描かれ、観客に深い考えを促す演出となっています。

特に、原爆投下直後の描写における言葉と声の演出が、観客の感情を大きく揺さぶり、忘れられない体験となりました。終盤では、戦時下を生きた少女たちが「ここは世界で初めて原子爆弾が落とされた場所だけど、私たちが生まれた普通の生活の場だった。忘れないでほしい」と語る場面があり、心に響くメッセージが届けられました。

キャストたちは終演後の挨拶で、作品を通じて感じた平和への願いを語りました。高雄さやかは、被爆80年の年に平和の大切さを伝えることができたことに感謝し、涙を流しながら感慨を述べました。信濃宙花も、現代の女子高生として役を演じることで、日々謝っているある平和な日常が当たり前でないことを再認識したと語りました。

尾崎世里花は、長崎出身としての平和学習の背景をもとに、平和について考えるきっかけになることを目指したとし、原田清花は平和を守っていく責任の重さを感じていると力強く訴えていました。

『炎夏の花』を通じてメンバーたちは命の尊さや過去を語り継ぐ重要性を観客に伝えました。この作品が一人ひとりにとって平和を見つめ直すきっかけとなることを願っています。

なお、本公演の収益の一部は広島の被爆に関する支援活動のために寄付される予定です。また、7月25日には東京・池袋のSTU48東京劇場にて再演される予定です。


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会社情報

会社名
株式会社STU
住所
広島県広島市
電話番号

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