サンゲツPARCsが日本空間デザイン賞でサステナブル空間賞を受賞！

サンゲツPARCsが日本空間デザイン賞受賞

株式会社サンゲツが、2024年の日本空間デザイン賞で「サステナブル空間賞」を受賞しました。この栄誉は、同社が新たに開設したクリエイティブハブ「PARCsSangetsu Group Creative Hub」に与えられたものです。PARCsは、東京日比谷に位置し、空間クリエーションを通じて新たな価値を創造する拠点として設計されています。

サステナブルな価値創造の拠点

サンゲツは、空間デザインに対する取り組みを強化する中で、特に持続可能性への配慮が評価されました。サステナブル空間賞は、持続可能なプロジェクトを表彰するもので、今年は28作品が受賞しました。日本空間デザイン賞は、空間デザインの未来を拓くために設置された、日本最大級のデザインアワードとして知られています。

PARCsのデザインコンセプトは“touch the prism”で、光の屈折と拡散を表現しています。この理念をもとに、ジグザグの通路やランダムに配置された機能スペースは、社員の個性や創造性を引き出し、偶発的なコミュニケーションとアイデアの交換を促すよう意図されています。

環境に優しい試み

また、PARCsにおいては、サンゲツが取り扱う内装材の廃材を活用する試みも進めています。具体的には、再利用した床材やテーブルの天板など、環境に優しいマテリアルの導入を考慮しています。こうした取り組みは、グローバルな視点での空間創造を目指すサンゲツならではの試行錯誤が感じられます。

社内では、持続可能な内装材の自社開発と運用実験が行われており、今後の商品化も期待されています。サンゲツは、スペースクリエーションを通じて高い価値を提供し続けることを目指し、サステナブルな社会への貢献を強化しています。

会社概要

サンゲツは、名古屋市に本社を構え、住宅や非住宅分野で広く利用される壁装材や床材、ファブリックを提供する企業です。国内市場で約50％のシェアを持ち、ブランドメッセージ「Joy of Design」を掲げ、人々の暮らしをより楽しくするデザインの提供に注力しています。

最新の販売実績は、2024年3月期において、連結売上高1,898億円に達しています。これからも、サステナブルな社会の実現を目指し、クリエイティブで価値のある空間を提供していくことでしょう。

会社情報