和歌山のバイオマス発電所
2025-08-21 14:32:02

和歌山御坊バイオマス発電所が商業運転をスタートし再生可能エネルギー推進へ

和歌山御坊バイオマス発電所の商業運転開始



2023年10月、和歌山県御坊市に位置する和歌山御坊バイオマス発電所がついに商業運転を開始しました。この発電所は、大阪ガス、株式会社エネウィル、そしてSMFLみらいパートナーズが共同出資したプロジェクトの一環で、国内有数のバイオマス専焼発電所のひとつに名を連ねます。

発電所の概要



和歌山御坊バイオマス発電所は、発電能力5万kWを誇り、木質ペレットやPKSなどの再生可能燃料を使用して安定的なエネルギー供給に貢献します。敷地は約70,000m²で、地元の産業にも寄与することが期待されています。さらに、この発電所は、大阪ガスの100%子会社であるDaigasガスアンドパワーソリューションによる技術支援を受けながら運営されるため、高い運用効率が見込まれています。

再生可能エネルギーの重要性



バイオマス発電は、その特性上、天候や時間に関係なく発電が可能な安定した電源として評価されています。これにより、電力供給の安定性が高まり、エネルギーの地産地消の促進にも寄与することが期待されています。

Daigasグループは、これまで数多くのバイオマス発電所を運営してきた実績を背景に、今後も各発電所の安定的な操業に力を注いでいく方針です。

カーボンニュートラルを目指して



Daigasグループは、2050年にカーボンニュートラルを達成するための取り組みを強化しています。この目標に向けて、現状の再生可能エネルギー普及貢献量376万kWを、2030年度までに500万kWまで拡大する計画です。和歌山御坊バイオマス発電所は、この計画に基づく重要なプロジェクトの一部であり、地域社会や地球環境に対する貢献が期待されています。

これからの展望



この新しい発電所の稼働により、Daigasグループが展開する8か所のバイオマス専焼発電所は全てが稼働することとなり、国内の再生可能エネルギーの供給にさらなる弾みがかかります。高効率な発電と低炭素社会の実現を目指す中で、和歌山御坊バイオマス発電所の役割はますます重要になっていくでしょう。

今後も、再生可能エネルギーの電源開発および電力供給を通じて、持続可能な社会の実現に一層の貢献を図っていきます。


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会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

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