行方市で帆引き船を見る特別な旅のススメ

茨城県行方市には、歴史ある帆引き船が湖上を優雅に進む姿を楽しむことができる観光スポットがあります。特に、2024年の操業シーズンには多くの観光客が訪れることでしょう。この魅力的な体験は、湖上での見学船の乗船を通じて、帆引き船の趣を感じられる貴重な時間です。

観光期間は2024年の9月28日（土）から12月1日（日）まで。毎週土曜日は団体予約専用、日曜日は一般に開放されます。乗船できる場所は、湖面が広がる「麻生地区」と、筑波山が望める「玉造地区」の二ヶ所です。乗船自体は40分から50分の時間が設定されており、風と共に帆を膨らませる姿を真近で眺めることができます。

特に、9月22日（日）には、行方市、土浦市、かすみがうら市の三市合同操業イベントが開催されます。この日は毎年多くの観光客が集まり、乗船枠には限りがあるため、早めの予約が推奨されます。特に、遠方からのリピーターが多い人気イベントで、湖上から見下ろすセンス溢れる写真を撮る絶好のチャンスでもあります。

見学船からは、変わりゆく空の色とともに、帆引き船の美しい姿を楽しめます。多くの写真愛好家や最近では「映える」スポットとして注目する人々も増えており、SNSでのシェアにも最適です。

乗船に際して知っておくべきポイントがいくつかあります。まず、帆引き船に直接乗るわけではなく見学船に乗っての観賞になるのです。運航は風の影響を強く受けるため、条件が整わないと帆を上げられないケースもあります。そのため、実際の操業状況は当日に確認が必要です。

料金については、一般向けの乗船料金が設定されており、大人の場合は2,000円、小人（小中学生）は1,000円、そして小学生以下のお子様は無料です。ただし、ライフジャケット着用が条件となりますのでご注意ください。

参加者の皆さんには、事前に受付を行っていただく必要があります。特にイベントや週末は混雑が予想されますので、早めの到着がカギになりそうです。それぞれの地区から出航する見学船が、風を受けながら湖を進む様子は、ぜひ一度体験していただきたいと思います。

行方市の湖上で行われる帆引き船の魅力を感じる体験、皆さんも身近に感じてみてはいかがでしょうか？美しい自然を背景に、心温まるひとときを過ごすために、ぜひ参加してみてください。

※お問い合わせ・申し込みは、（一社）行方市まちづくり推進機構へ。平日の対応時間に注意してお電話をおかけください。