江戸東京博物館の所蔵品が現代アートに!「TOKYO CITY CANVAS」で街に芸術が花開く
工事現場の仮囲いなどをキャンバスに見立て、街にアートの景色を広げていく文化プロジェクト「TOKYO CITY CANVAS」。このプロジェクトでは、現在長期休館中の東京都江戸東京博物館(江戸博)の仮囲いを舞台に、江戸博の所蔵品を元にデザインされた2つの現代アート作品が公開されています。
今回のアートプロジェクトは、江戸博に伝わる数々の貴重な所蔵品を、現代アートという新たな視点で再解釈することで、その魅力を再発見する試みです。休館中の今しか見られない、貴重な機会となっています。
江戸博のロゴマークに込められた「写楽の眼」を表現
今回のアート作品の一つは、江戸博のロゴマークのデザイン元となっている、写楽作「市川 鰕蔵の竹村 定之進」の左目をモチーフにした壁画です。墨田区立両国中学校、日本大学第一中学・高等学校の生徒たちが、それぞれの視点で「写楽の眼」を表現しました。
制作には、浮世絵(版画)の技法をスプレーとステンシル(型紙)で現代的に解釈した手法が用いられています。絵の中のパーツを自由に組み合わせることで、生徒それぞれの「写楽の眼」が表現されています。
江戸博の所蔵品が街を彩る現代アート
「TOKYO CITY CANVAS」は、都内の工事現場や公共施設を活用し、現代アートを通じて街に彩りを添えるプロジェクトです。江戸博の所蔵品を題材にした今回のアート作品は、歴史と現代アートが融合した、新しい文化体験を提供しています。
休館中の江戸博を訪れる予定がある方はもちろん、現代アートに興味がある方、街を歩く際にちょっと立ち止まってアートを楽しみたい方にもおすすめです。江戸博の所蔵品が現代アートとしてどのように表現されているのか、ぜひ足を運んでご覧ください。
プロジェクトの詳細情報
作品規模: 高さ3m × 幅 約30m
公開期間: 令和6年11月11日から 令和7年9月まで(予定)
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TOKYO CITY CANVAS WEBサイト:
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/bunka/bunka_jigyo/0000002494.html#edh
お問い合わせ
東京都生活文化スポーツ局 文化振興部 企画調整課
電話:03-5000-7227