『RENT』が開幕!
2024-08-22 16:14:27

日米合作ミュージカル『RENT』が感動的に開幕!心を引きつけるパフォーマンスに観客圧倒

日米合作ミュージカル『RENT』が感動の幕開け



2024年8月21日、ブロードウェイミュージカル『RENT』が東京の東急シアターオーブにおいて初日を迎えました。この作品は、1996年に初演された後、世界中で愛され続けている青春群像劇です。開幕当日は、オリジナル演出を手がけたマイケル・グライフが駆けつけるなど、多くの期待が寄せられました。

主演キャストたちの魅力



日本の歌舞伎界での活躍が長い山本耕史が、主人公マーク役を全編英語で演じている姿は注目を集めます。彼は1998年の日本初演でも同役を演じた経験があり、今回はまさに成長した演技を披露。演技の中には、若き日の自分を回想するような深い洞察が見受けられ、観客の心を強く掴みました。また、彼のデュエットの相手、ロジャー役のアレックス・ボニエロとの息の合ったパフォーマンスが会場を沸かせます。

ロジャー役を演じるアレックス・ボニエロは、ブロードウェイで800回近くの舞台経験を持つ実力派。彼の歌声には独特の深みがあり、自作の楽曲との融合は、この作品全体にエモーションを与えていました。

一方で、クリスタル ケイが演じるモーリーンは、コメディとパッションを巧みに振り分け、特に「Over The Moon」でのパフォーマンスは群を抜いていました。彼女のユーモア溢れる演技に観客は笑い、心を鷲掴みされました。

各キャラクターの演技の光彩



ミミ役にはチャベリー・ポンセが扮し、彼女の自由奔放なパフォーマンスが目を引きました。特に「Out Tonight」では、観客をロックの魅力に引き込むようなエネルギーを発揮しました。エンジェル役のジョーダン・ドブソンは、その慈愛あふれるキャラクターを生き生きと演じ、彼の雰囲気は観客に深い印象を残しました。

一方で、トム・コリンズ役のアーロン・アーネル・ハリントンは、エンジェルの死後のワンシーンでその胸に秘めた感情を力強く表現し、聴く者を夢中にさせました。特に「I’ll Cover You(Reprise)」では、彼の歌声が場面の重さを際立たせました。

不屈のテーマと感動的なクライマックス



『RENT』は、30年近く前に誕生した作品ですが、そのテーマは決して色あせることがありません。胸に響く楽曲の数々は、若者たちの今を生きる姿を描き、取り巻く様々な課題を浮き彫りにしています。特に、最も有名な「Seasons Of Love」では、全キャストが一体となり歌い上げる感動のフィナーレで締めくくられました。

カーテンコールでは、トレイ・エレット、アンジェラ・ウェント、そしてグライフがサプライズで登場し、一人一人とハグを交わす姿は心温まる光景でした。観客からの拍手は鳴りやまず、誰もが感動を分かち合う素晴らしい夜となりました。

日米合作『RENT』は、国境を越えたキャストたちが集まり、名作を新たな形で蘇らせる感動的なプロダクションです。これからの公演にも大いに期待が寄せられています。


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