大阪市立中学校で物品契約の不適切事務処理が発覚!契約内容に疑義、決裁未実施で口頭発注が発覚
大阪市立中学校で物品契約の不適切事務処理が発覚!
大阪市教育委員会は7月11日、大阪市立中学校における物品契約等に関する不適切な事務処理について発表しました。
問題となったのは、令和6年5月に発注された物品契約です。ある大阪市立中学校が実施する実力テストの問題用紙購入と採点業務契約において、契約内容に疑義が生じたことから、学校運営支援センター学務担当が当該校へ確認を行いました。その結果、不適切な契約事務処理が行われていたことが判明しました。
調査によると、当該校の教員は、契約時に必要な決裁手続きをせずに、事業者に対して口頭で発注していたことがわかりました。この発注は5月15日に行われ、6月20日には履行が完了していたとのことです。
不適切な事務処理の金額は1件130,500円
今回の不適切な事務処理は1件で、金額は130,500円でした。
市教育委員会は再発防止策を講じると発表
市教育委員会は、この事案について謝罪するとともに、再発防止策を講じることを表明しました。具体的な対策として、教職員に対して業務マニュアルの再確認やコンプライアンスの徹底を呼びかけ、管理職の管理監督を強化していくとしています。
今回の事案は、教育機関における事務処理の重要性を改めて示すものであり、今後の再発防止に向けて、関係機関による徹底した対策が求められます。