ゲンロン15周年
2025-04-05 11:17:47

株式会社ゲンロンが創業15周年を迎え、未来の展開を発表

株式会社ゲンロンが迎える創業15周年の節目



株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区西五反田)は、2025年4月6日で創業15周年を迎えます。この機会に、これまでの感謝の気持ちを伝えたいと、日頃から支えてくれる関係者や読者に対して感謝の意を表明しています。

ゲンロンは、批評家の東浩紀を中心に2010年に設立され、当初の名称は合同会社コンテクチュアズでした。『思想地図β』やその後継の雑誌『ゲンロン』を刊行し、さらに多くの著作を世に送り出してきました。特に創業者東浩紀の主著、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞受賞)、『訂正可能性の哲学』などは多くの読者から支持を得ています。

また、ゲンロンの活動は出版だけに留まらず、2013年からは東京・五反田にある「ゲンロンカフェ」を拠点にイベントを開催しています。このカフェでは、様々なテーマを元に毎月平均10回のイベントを実施しており、哲学やアートに関心のある多くの人々が集まる場となっています。イベントの模様は、インターネットを通しても配信され、リモート参加する観客も含めて、様々な視点から情報を共有することができます。

2020年には、ITエンジニアとの協力で独自の配信プラットフォーム「シラス」を立ち上げ、これが急成長を遂げています。登録者数は5万人を超え、取引総額も10億円をはるかに超える見込みです。このプラットフォームは「有料でじっくり話が聞ける」という新たな価値を提供し、ゲンロンの存在感を確立しています。

更に、2015年からはクリエイターの育成を目的としたスクール事業も開始し、数々の著名な卒業生を輩出しました。現在はSF創作講座とマンガ教室の二つの講座が開設され、特に参加者からは高い評価を受けています。卒業生の中からは、数々の著名な作家や学者が活躍しており、今後の活躍が期待されます。

創業15周年の記念に、ゲンロンは「むすんで、ひらいて、つなぎかえる」というキャッチコピーを掲げ、これからのビジョンを示しています。これに伴い、会員制度の改革も行い、加入がさらに容易になる予定です。特に注目すべきは、支援組織「ゲンロン友の会」が今年で15期を迎えることで、会員層の拡大を目指している点です。新たなサービスやプログラムの発表も予定されています。

この15周年の節目には、トークイベントも予定されています。『思想地図β』の出版社としての原点に立ち返り、ゲンロンの歴史と将来について議論する公開イベントが開催されます。批評家の大澤聡や森脇透青らが登壇し、ゲンロン創業者の東浩紀と共に未来の批評や言論のかたちを考えます。このイベントは大いに盛り上がることでしょう。会場はすでに満席となっていますが、オンライン配信も行われるため、広く興味を持つ人々に向けた貴重な機会となります。

今後もゲンロンの活動が、文化や思想、社会に貢献し、より多くの人々に広がっていくことを期待しています。詳細は公式ウェブサイトやSNSで随時発表される予定です。


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会社情報

会社名
株式会社ゲンロン
住所
東京都品川区西五反田2-24-4 2F
電話番号
03-6417-9230

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