メディロム、Worldとの提携で「Proof of Human」普及へ新たな一歩

メディロム、新たなデジタル社会の基盤を築く

株式会社メディロム（本社：東京都港区、代表取締役：江口康二）は、世界的なプロジェクト『World』と戦略的パートナーシップを結び、オンライン上での『人間であることの証明』を提供するための取り組みを開始しました。このプロジェクトは、生成AIの急速な普及に伴い、情報の信頼性を担保するために必要不可欠なインフラとなることを目指しています。

Worldプロジェクトの概要

『World』は、ツールズ・フォー・ヒューマニティ（以下、TFH）が立ち上げた新しい認証プロトコルです。このプロジェクトの共同創設者であるサム・アルトマン氏とアレックス・ブラニア氏は、暗号技術とゼロ知識証明を用いて、世界中の誰もが安全かつ公平に人間であることを証明できる仕組みを提供しようとしています。まずは日本国内での本格展開を見据え、メディロムはTFH及びWorld財団とマスターサービス契約を結ぶことで、全国での『World ID』の普及権を得ました。

メディロムの取り組み

メディロムは、約300拠点のリラクゼーションスタジオやヘルスケアサービスを展開する中で、この新しいプロジェクトを推進します。特命部門『MEDIROM World Proof of Human』を設立し、新しい社会的インフラの構築に取り組むことで、日本国内の『Proof of Human』ネットワークの整備を目指します。

江口康二社長は、「デジタル社会に必要な信頼の形成に寄与することが、私たちの使命です。フラッグシップ拠点やポップアップストアを通じて、より多くの人々に安心して利用できる認証環境を提供していきます」とコメントしました。

生成AIの課題に応える

近年、急速に進化する生成AIは、オンライン上で『人間』と『AI』を見分けることを困難にしています。この状況に対処するためには、新しい認証技術が必要です。メディロムは、その解決策として『World ID』を普及させることを目指しています。これにより、人々がデジタル社会で安心して活動できるような環境を整えることが可能になります。