待ち時間を楽しく！新しいリハビリの形、桜のワイヤーアートキット登場

桜のワイヤーアートキット「桜樹」が登場

2023年4月1日、サクラテック株式会社より待望のワイヤーアートキット「桜樹」が発売されました。創業83年の歴史を持つ同社は、亜鉛めっき鉄線を用いた独自のアートキットを開発し、リハビリの現場や家庭での待機時間を楽しく彩りを添える取り組みを進めています。

新商品「桜樹」の魅力

この「桜樹」は、針金とディップ液を用いて桜の木を簡単に作ることができるキットです。特に春の季節にぴったりで、外に出ることが難しい時期でも、自宅で花見の雰囲気を楽しむことができます。

リハビリに最適なデザイン

同社は、介護福祉施設でのリハビリをより楽しくするため、日本人に親しまれている桜のデザインを取り入れました。医療現場のニーズに応えるため、社会福祉法人慶生会の協力を得て、実際に利用者が組み立てる体験会を実施。作業療法士からの貴重なフィードバックをもとに、より使いやすい商品に改良しています。

組み立てやすさを追求

桜を表現するための亜鉛めっき鉄線は、柔軟性があり、自由に形を作ることが可能です。さらに、花びらはディップ液に浸すだけで色を付けることができるため、誰でも簡単に鮮やかな作品を仕上げられます。

実際に、介護福祉施設で「桜樹」を利用したところ、外出が難しい利用者も組み立て作業を通じて、春の訪れを感じ、家族との思い出を語る機会が増えました。このプロセス自体が、リハビリテーションにも寄与していることが報告されています。