北斎とジャポニスム コンサートが開催!
2025年3月28日(金)にBunkamuraオーチャードホールで、特別なコンサート『北斎とジャポニスム』が行われます。このイベントは、抽選で500組、合計1,000名様を無料で招待するという贅沢な内容です。
コンサートの背景
今回のコンサートは、英国在住の作曲家、藤倉大氏が葛飾北斎の生涯をテーマに新作オペラを手掛けるのに伴ったものです。彼の新作オペラにインスパイアされた「北斎とジャポニスム」をテーマに、東京と静岡で特別な音楽イベントを展開します。
日本の文化芸術は、西洋のアートに多大なる影響を与え、19世紀後半から20世紀初頭には「ジャポニスム」として認識されました。絵画だけでなく、音楽にもその影響が見られます。特に、北斎の作品がドビュッシーの交響詩「海」やラヴェルの「洋上の小舟」に影響を与えたことは有名です。このような背景の中、プッチーニの「蝶々夫人」も含めたプログラムが組まれています。
演奏者について
指揮を担当するのは、若手注目株の角田鋼亮氏。その指揮の下、国内外で活躍するソプラノの吉田珠代さん、メゾソプラノの清水華澄さん、箏演奏者のLEOさんに加え、東京フィルハーモニー交響楽団が演奏します。特筆すべきは、トークゲストとしてオンライン参加予定の藤倉大さんと、演出家の宮城聰さんが招かれることです。彼らの豊富な経験と視点から、コンサートをより深く楽しむことができるでしょう。
観覧申し込みについて
この特別なコンサートには、ニーズに応じた観覧申し込みが必要です。応募期間は2025年2月13日から3月9日までとなっています。抽選結果は、応募者に対して3月14日に連絡が行われますので、チャンスをお見逃しなく。このコンサートは未就学児の入場ができないため、大人のみの参加となる点にご注意ください。
演目
当日の演奏曲には、ラヴェルの「洋上の小舟」、藤倉大の「箏協奏曲」、ビゼーの『カルメン』やプッチーニの『蝶々夫人』、さらにドビュッシーの「海」が登場します。演奏者や順番については変更の可能性もありますが、期待されるパフォーマンスが盛りだくさんです。
このコンサートは、ジャポニスムの影響を受けた名曲と、デジタル技術を駆使した北斎の作品とのコラボレーションを楽しむ機会でもあるため、音楽とアートの融合を体験することができる素晴らしいイベントです。
ぜひ、この貴重な機会を逃さず、申込みを検討してみてはいかがでしょうか?詳細に関しては公式サイトをご確認ください。