新体制初のヴィンテージが登場
長野県塩尻市のワイナリー、ドメーヌ・スリエは2026年7月22日(水)に2025年ヴィンテージを販売します。このヴィンテージは新たな醸造責任者の下で作られ、彼のスタイルと理念が大きく反映されています。その結果、フェミナリーズ世界ワインコンクール2026で金賞を受賞し、GI長野プレミアム認定にも登録されました。これは新しい責任者の努力を示す一つの証です。
醸造責任者交代の意味
2025年、ドメーヌ・スリエにとっては大きな転換期となりました。これまで果樹栽培の指導を行ってきた唐沢義信氏が新たな醸造責任者に就任し、彼自身の経験と理念を基にワイン造りを始めました。気候変動という新たな環境条件の下での挑戦は、簡単な道のりではありませんでしたが、唐沢氏は「基本に忠実なワイン」をモットーに、日々畑と向き合い、丁寧に作業を行ってきました。
2025年の特性
ワインはその年の気候や土地の特性、さらには人の営みを映し出す生産物です。2025年は特に気候変動の影響を顕著に感じました。収穫作業のタイミングがこれまで以上に重要になり、それによりワインの品質に直結します。それでも、唐沢氏は「やるべきことをしっかりやれば、ぶどうは応えてくれる」と信じ、日々の作業に取り組んでいました。このような信念があってこそ、高品質なワインが生み出されるのです。
多彩なラインナップ
2025ヴィンテージは、新たなラインナップが揃っています。特に注目されるのは、以下のワインです。
- - メルロ119: 樹齢40年以上のメルロを使用。樽熟成によりフルーツとスパイスの絶妙なバランスが楽しめます。
- - カベルネ・ソーヴィニヨン320: GI長野プレミアム認定の一品で、力強い香りと骨格のある味わいが特徴です。
- - マスカット・ベーリーA: 軽やかな飲み口で、普段赤ワインを飲まない方にもおすすめです。
- - ビジュ・ノワール: 珍しい品種ですが、個性豊かな香りとコクがあります。
- - AKA(あか): 5種類のぶどうをブレンドした新しい赤ワインで、肉料理との相性も抜群です。
これらのワインは、それぞれが異なる特性を持ち、選ぶ楽しみを提供しています。
販売情報と新たなナンバリング制度
2025ヴィンテージは公式オンラインショップや一部取扱店で購入可能です。また、ドメーヌ・スリエでは新たな銘柄ナンバリング制度が導入され、商品名に数字が使われています。このシステムにより、ワインの背景や製造方法が一目で分かる工夫が施されています。
地域への思い
「スリエ」という名前はフランス語で「笑顔」を意味し、荒廃農地の再生からワイン造りが始まりました。地域を守り、そこで育ったぶどうから素敵なワインを作ることで、地域に笑顔をもたらすことを目指しています。
まとめ
2025年ヴィンテージは、ドメーヌ・スリエが新たな挑戦を始めた証です。醸造責任者の交代と気候変動に向き合った努力が形になったワインたちを、ぜひ手に取って味わってみてください。