農林水産省が提案する新たなアワードの設立
2025年7月1日から、農林水産省が「食と農をつなぐアワード」の募集を開始します。このアワードは「ニッポンフードシフト」事業の一環として、食料システムに関与する企業や団体の優れた取り組みを評価し、表彰する制度です。食と農のつながりが深まることで、国内の食料安全保障や持続可能な農業の実現に向けた実践事例を広め、関係者の意識を高めることを目的としています。
アワードの概要
昨今、改正された食料・農業・農村基本法や新たな基本計画のもと、農林水産省は食料システムの関係者同士が相互理解を深め、連携・協働を行うことを促進しています。アワードの設立もその一環で、スローガンの「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」は、多くの国民に対し食の重要性を訴える活動でもあります。
応募要件
アワードに応募する企業や団体は、以下の基準を満たす必要があります。
1. 応募者はニッポンフードシフトの推進パートナーに登録していること。
2. 過去3年間に関係法令に違反していないこと。
3. 過去3年間に刑事罰を受けていないこと。
応募内容は、主に4つの部門に分かれており、食料の安定供給、食品アクセスの確保、持続的食料システムの確立、スマート農業技術の開発・普及に関する取り組みが対象となります。
応募期間と審査
一次審査は2025年7月1日から8月12日まで行われ、通過した応募者は二次審査に進むことができます。最終的な受賞者は、特定の審査基準に基づいて決定されます。
受賞者の表彰
受賞者には、農林水産大臣賞や官房長賞、技術総括審議官賞などが授与されます。並びに、活動認定証も交付される可能性があります。これにより、幅広い取組が社会に還元され、持続可能な未来の食料システムが確立されることを期待されています。
お問い合わせ
応募についての詳細や疑問は、ニッポンフードシフト事務局まで直接お問い合わせいただけます。また、公式ウェブサイトには、応募要綱や表彰式の日程なども掲載されています。食と農の新しい未来を切り開くために、皆様の応募をお待ちしています。
まとめ
この「食と農をつなぐアワード」は、食と農の連携をより強化し、食品システム全体の改善を目指す新たなステップです。農林水産省によるこの取り組みが、日本全国の食の未来にどのような影響を与えるのか、期待が高まります。ぜひ、この機会に積極的に参加し、共に未来の食環境を築いていきましょう。