無人決済システムを導入したファミリーマートがJR成瀬駅にオープン

ファミリーマート、JR成瀬駅に無人決済店舗をオープン

2025年10月15日（水）、ファミリーマートがJR横浜線の成瀬駅に無人決済システムを導入した「ファミリーマート JR成瀬駅／Ｎ店」をオープンします。この店舗は、株式会社TOUCH TO GOによって開発された無人決済システムを利用しており、ファミリーマートとしてもJR東日本の駅において4店舗目の出店となります。

次世代のお買い物体験

新しいファミリーマートの店舗では、無人決済システムにより、購入者が短時間でスムーズな買い物を体験できます。特に朝の混雑時や移動中の時間を有効に使いたいお客様にとって、通常の有人レジ店舗に比べて利便性が高いとのことです。この仕組みは、駅を利用する人々のニーズに適応し、快適なお買い物を提供します。

無人店舗の導入により、店舗運営のコスト削減にも寄与します。多くの業界で人手不足が問題視される中、ファミリーマートはこの新たな営業モデルでその課題に立ち向かうことが期待されています。

新たな運営体制の構築

「ファミリーマート JR成瀬駅／Ｎ店」では、商品の運搬をセイノーホールディングス傘下の株式会社LOCCOが、陳列を同じ傘下の株式会社リビングプロシードが担当することとなっています。この分業体制により、店舗運営のさらなる省人化、省力化を実現します。これにより、業務効率を高めると共に、よりサステナブルな運営が可能となるでしょう。

無人決済システムのスムーズな運用

無人決済システムの運用は、ショップ内に設置されたカメラによって、お客様の行動をリアルタイムで追跡します。商品を手に取った際、カメラがその情報を認識し、出口近くの端末で合計金額が自動的に表示されます。ファミペイ、交通系電子マネー、クレジットカード、現金など、様々な支払い方法が用意されており、利用者は迅速に決済を行うことが可能です。

2021年3月に無人決済店舗の第1号店が開店して以来、ファミリーマートはオフィスビルや駅構内、さらには学校や商業施設内にも出店を進めてきました。今後も全国展開の予定があり、ファミリーマートはモダンな買い物体験の提供に力を入れています。