カンロ、ユニウェブを導入し、多様な利用者のためのウェブサイトを実現
カンロ株式会社が、ウェブアクセシビリティの向上を目指す「ユニウェブ」をUSサイトに導入しました。この施策は、高齢者や障がいを持つ方々をはじめとする、様々なユーザーのアクセシビリティを向上させることを目的としています。新たに設置されたアイコンをクリックすることで、画面のコントラスト変更や文字の読み上げなどが簡単に行えるようになりました。
ウェブアクセシビリティの重要性
ウェブアクセシビリティとは、全ての人々が年齢や身体的な制約にかかわらず、必要な情報にアクセスできることを意味します。例えば、交通事故による一時的な怪我や、加齢による視力低下、さらに外国人旅行者が直面する言語の壁など、様々な状況にある人々が恩恵を受けることができます。これにより、より多くの人々がインターネットを利用し、自身に必要な情報を得られる環境が整います。特に、高齢者や障がいを持つ方々にとって、アクセシビリティの向上は非常に重要であり、社会全体のInclusivity(包摂性)を高めるためにも必要不可欠です。
ユニウェブの特徴
ユニウェブは、コードを一行追加することで、導入当日にウェブサイトにアクセシビリティ機能を追加することができます。視覚障がいのある方、一時的な怪我をしている方など、様々な状況にあるユーザーが直面する課題を解決するために設計されています。このツールを活用することで、全ての人が対等に情報を理解し、利用できるようになります。
カンロ株式会社の目指す未来
カンロ株式会社は、1912年の創業以来、様々な菓子を通じて人々の生活を豊かにすることに力を入れてきました。今後は「Kanro Vision 2.0」を掲げ、「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」という企業の目的のもと、社会に貢献していく姿勢をさらに強化していきます。特に、ウェブアクセシビリティの向上は、社会課題の解決へとつながり、企業価値の向上にも寄与します。
現在、カンロの直営店「ヒトツブカンロ」では、人と人とがつながる場を提供し、キャンディの魅力を発信中です。2025年2月には中期経営計画「Kanro Vision 2030」の実施を予定しており、更なる成長を目指す方針です。
最後に
カンロ株式会社がユニウェブを導入したことで、多様な利用者がより快適にウェブを利用できる環境が整いました。これは、業界全体においてもトレンドとなりつつあるアクセシビリティの向上の一環です。今後、カンロの取組みが、他企業や団体に与える影響にも期待がかかります。ウェブの世界における誰もが利用しやすい情報環境の実現へ向けて、一つのステップとなることでしょう。