2025年大阪・関西万博にオランダパビリオンが参加、ゴールドスポンサーが発表

2025年に開催される大阪・関西万博へ出展するオランダ王国は、アクゾノーベルとランスタッドの2社がゴールドスポンサーに决定したことを発表しました。2024年10月4日、駐日オランダ王国大使館で行われたイベントには、アクゾノーベルオートモーティブ＆スペシャルティコーティング部門の高橋弘明氏、ランスタッドのヨス・シュット氏が出席し、パビリオンの運営ビジョンやプログラムについての説明が行われました。

今回の発表を受け、オランダパビリオンの政府代表マーク・カウパース氏は「今回のパートナーシップにより、オランダと日本のビジネスや文化交流がより深まることを期待しています。『コモングラウンド』というテーマを基に、持続可能な未来への取り組みを進められることを嬉しく思います」とコメントしています。

アクゾノーベルにとって、大阪・関西万博はサステナビリティに特化した革新的な製品を紹介する機会であり、グローバル市場での認知度向上に繋がるとされています。アクゾノーベルの代表取締役兼ウッドコーティング事業のグローバル・ディレクター、カイ・ファン・アレム氏も「私たちの持ち味である革新と持続可能性を、世界中に響かせる場として万博を捉えています」と語りました。

一方、ランスタッド社のCHROであるヨス・シュット氏は「オランダから発信される働き方の先進性を考えると、万博への参加は非常に意味のあることです。私たちは、公正で持続可能な社会の実現に貢献していきたいと思っています。このビジョンは、オランダパビリオンが掲げる『コモングラウンド』の考え方と合致しています」と話しています。

また、オランダパビリオン内のイベントスペースは、万博期間中に外部企業や団体も利用できるようになります。具体的な利用方法やスポンサーシップについての詳細は、オランダ万博の特設サイトで確認できます。

さらに、オランダは2025年の万博を通じて、日本や東アジアとの経済的・文化的な協力を強化する計画を示しています。「Road2Osaka」キャンペーンでは、オランダならではの取り組みにより、世界的な課題に対して革新的な解決策を提供することを目指しています。このように、大阪・関西万博は参加国同士の新たな交流の場であり、持続可能な未来を創造するための重要なステップとなるのです。