高畑裕太新作公演
2025-07-25 14:35:26

高畑裕太が描く介護問題をテーマにした新作公演が開幕

高畑裕太が介護をテーマにした新作公演を発表



劇団ハイワイヤの主宰であり、作・演出も兼ねる高畑裕太が手掛けた新作公演『墓場までのかえりみち、ゆりかごからブランコへ』が、2025年7月24日に初日を迎えました。

介護というテーマへの挑戦



この作品は、家族の介護という重大なテーマを中心に展開され、主人公とその周囲の人々がそれぞれの“死生観”に向き合いながら変化していく姿を描いています。

高畑裕太は実際に介護従事者としての経験を持ち、それをもとに執筆を行ったため、非常にリアルかつ深い内容となっていることが特徴です。この公演は、彼にとって第二回目の作品であり、前作以上に生々しいテーマを扱っていると言えるでしょう。

初日を迎えての心境



公演の初日を無事に迎え、満席の観客の前で公演を完走した高畑は、「この作品が今の自分の生きている証だ」と語りました。尊敬する先輩からの言葉を反芻しながらも、自身の中にあるメッセージをこの作品に込めた彼は、観客に“希望”や“人間の尊さ”を感じてほしいと願っています。

また、主人公タナカの役を務める薄平広樹は、この物語が母との介護を通じてたくさんのことを手放していく過程を描いていることに触れ、観客との感情的な繋がりを強調しました。初日は様々な感情を持った観客から愛される作品であったことにホッとしている様子です。

キャストの思い



トシエ役を演じる大竹このみも、認知症の母親の役に抜擢され「この役はとても重要で、老いていくことの意味に深く向き合っています」と述べました。普段から観察していたおばあちゃんたちの生活を参考にしながら、彼女は「親の老いにも、自分の老いにも、しっかり目を向けたい」と心情を語る姿が印象的です。

また、幻役の松尾望も興奮を交えつつ、「この作品は生の舞台ならではの感性を揺さぶる素晴らしいものです」とコメントし、観客に舞台の魅力を伝えました。

劇団ハイワイヤの目指すもの



ハイワイヤは高畑裕太を中心に、サポートスタッフと共に活動を続けている劇団です。この劇団は、人間が抱える孤独や愛、ストレスなど、普遍的な感覚を引き出す作品作りに力を入れています。観客を心に響く瞬間へと誘うべく、これからも新たな表現を追求しています。

新作『墓場までのかえりみち、ゆりかごからブランコへ』は、7月30日までの公演となっています。チケットは当日券も用意されており、開演の45分前から劇場受付で購入可能です。深く心に響く内容と、感情豊かな舞台演出を体感するチャンスをお見逃しなく。

公演情報


  • - 作/演出: 高畑裕太
  • - 公演期間: 2025年7月24日(木)〜7月30日(水)
  • - 会場: 下北沢シアター711
  • - チケット料金: 前売4,000円、当日4,500円

高畑裕太の新たな挑戦を、ぜひ劇場で体験してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

会社情報

会社名
株式会社スタジオねこ
住所
東京都渋谷区桜丘町29-36徳力ビル302号室
電話番号
080-4356-6936

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。