Rapsodo日本法人誕生
2021-03-15 14:00:48
横浜に誕生した日本初のRapsodo法人が野球界の革新を目指す
Rapsodoの登場
最近、野球界で注目を集めている技術が「Rapsodo」です。このデータトラッキングシステムは、米国メジャーリーグ全30球団に採用され、その精緻な性能は多くの選手やコーチに支持されています。この度、Rapsodoの日本法人が横浜に設立され、日本の各種野球団体においてその技術が広く活用されることになりました。
技術の概要
Rapsodoは、コンピュータービジョンと先進的なレーダー技術を使用して、打球や投球のデータをリアルタイムで計測・分析します。このシステムにより、選手のパフォーマンスを視覚的に捉えることができ、効果的な指導が可能となります。アプリを利用することで、どこでも選手のデータを確認でき、練習の場面に応じて活用できます。
打撃に関する分析
Rapsodo HITTINGでは、打球初速度、角度、方向、回転軸等を分析し、想定される飛距離や打球の方向を3Dで見ることができます。また、打撃フォームを録画し、より詳細な分析が可能になります。
投球に関する分析
Rapsodo PITCHINGは、球速や回転率、変化量など、さまざまな投球データを分析。投手と捕手の視点からの情報提供を通じて、さらなる技術向上を狙います。
野球界の課題とRapsodoの意義
日本の野球界では、過度な反復練習による身体への負担が問題視されています。特に若い選手たちは、体を酷使する危険が高く、練習方法の見直しが求められています。また、COVID-19の影響で練習のカリキュラムが制約される中、短時間で効果的な練習が重要視されています。そのため、Rapsodoは、選手の身体的負担を軽減しつつ、パフォーマンスを最大化するための手法として大いに期待されています。
新たな展開
日本法人の設立により、プロ野球だけでなく、アマチュアリーグ、大学、高校、さらにはベースボールアカデミーやバッティングセンターなど、幅広いシーンでRapsodoのシステムが導入される予定です。これにより、選手一人ひとりに合ったデータ分析を提供し、ポテンシャルを最大限に引き出すサポートが実現されるでしょう。
会社概要
株式会社Rapsodo Japanは、2021年1月7日に設立されました。代表取締役のバトゥアン・オカー氏は、技術を通じて日本の野球界の発展に寄与することを目指しています。所在地は横浜市中区にあり、その公式サイトでは詳細な情報が公開されています。
まとめ
Rapsodoの日本法人設立は、日本の野球界に革新をもたらすことが期待されます。技術の導入によって、選手のパフォーマンス向上が図られ、野球界全体の進化につながることでしょう。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Rapsodo Japan
- 住所
- 横浜市中区山下町26-5 LATER 2F
- 電話番号
-
045-319-4871