Frichが東京都金融賞で第1位受賞！日本初のP2P保険プラットフォームの展開

Frichが東京都金融賞で栄冠に輝く

東京都金融賞で第1位を受賞した『Frich』は、SNSを駆使した新しい形のP2P保険プラットフォームです。このサービスの登場は、保険業界において革新的な試みとされています。

都民の声を反映したサービス

最近、都民の皆様から寄せられた「保険のシェアリングを実現するサービスがほしい」というニーズに応えるべく、Frichは画期的なプラットフォームを提供しています。このプラットフォームでは、共通の保険ニーズを持つ友人同士がグループを形成し、協力して保険サービスに加入することが可能です。

特定犬種に特化したペット保険への第一歩

Frichの初めてのサービス展開として、特定の犬種に焦点を当てたP2P型ペット保険を提供する予定です。このサービスは、友人同士のコミュニティを基盤にしており、飼い主の負担を軽減し、飼育放棄の問題の改善にも寄与することを目指しています。具体的には、飼い犬が病気になった際の緊急時に、仲間同士で支え合える仕組みとなります。

将来的な展開の展望

今後は、シングルマザー向けなど、他の潜在的な保険ニーズが存在する分野でもFrichのモデルを活かして展開を進めていく予定です。これは、従来の保険が提供されにくい状況を打破し、多くの人々に適切な保険アクセスを提供する新たな手段となります。

東京都金融賞とは

東京都金融賞の金融イノベーション部門は、都民の金融サービスに関するニーズを考慮し、全国から応募が募られます。25のテーマが設定され、多くの国内外の事業者が解決策を提案しており、Frichはその中の5社に選ばれました。

海外の類似事例

イギリスの『BOUGHT BY MANY』のような成功例も存在します。このプラットフォームは、特定犬種に特化した保険を提供するために、ペットオーナーのグループを形成し、保険業者と交渉を行うことで、加入しやすい保険を実現しました。

会社概要

Frich株式会社は、2018年に設立され、東京都港区に本社を構えるインシュアテックスタートアップです。P2P保険プラットフォームの開発を行い、2019年にはPlug and Play Japanから日本初の出資を受けました。代表取締役CEOは富永源太郎氏で、損害保険代理店業務や生命保険の募集も行っています。