二本松の菊アート
2017-10-04 11:01:13

日本の伝統と現代アートが融合する二本松の菊「多輪咲」

菊の惑星:二本松の魅力を体感するアートフェスティバル



福島県二本松市が誇る「多輪咲」が、デザイン&アートフェスティバル『DESIGNART 2017』に出展することが決まりました。これにより、伝統的な菊の美しさが現代のアートとして再生され、新たな魅力を発信します。フェスティバルは2017年10月16日から22日まで開催され、「多輪咲」を用いた作品「菊の惑星(Planet of Mum)」が渋谷MODIに展示される予定です。

多輪咲とは?



「多輪咲」は、一本の茎から数百、数千の菊花を咲かせる技術で、二本松市に根付いた特異な品種です。この技術を駆使し、デザイン性の高い作品が誕生することが注目されています。二本松市はこの「多輪咲」を通じて、園芸だけでなく、アートや文化の拠点としての認知向上を目指しており、2016年に「菊のまち二本松ブランディングプロジェクト」を立ち上げました。

菊の惑星の展示内容



展示作品「菊の惑星」は、ドーム型に栽培加工された多輪咲がミラーに反射し、浮遊する菊の惑星のような印象を与えます。この作品は単なる観賞用だけでなく、テーブルとベンチ機能も兼ねており、店舗や公共の場などでも利用が期待されます。実際に菊を活用した新しいデザインが、日常空間にどのように適用できるかを示す良い例でもあります。

さらに、展示期間中の10月21日・22日には、Instagramでの投稿に応じて特別なカードのプレゼントイベントも実施。来場者は「#菊のまち」と記載した投稿を通じて、オリジナルカードを手に入れることができ、そのカードを使って二本松の銘菓を受け取ることができます。

AQUAVITでの特別な飾り付け



また、東京北青山の北欧レストラン『AQUAVIT』では、10月16日から19日まで多輪咲の特別な装飾が行われます。「BIONIC PLANTS」によるアレンジメントによって、食事の際に美しい菊に囲まれながら贅沢なひとときを楽しめることが期待されています。

恒例の菊人形展と花結いイベント



11月には、毎年恒例の「菊人形展」が開催されます。今年は「江戸」の歴史や文化をテーマに、二本松の菊人形が展示されます。さらに特別に、花結い師TAKAYA氏を迎え、来場者が髪に菊の花を飾る「花結いイベント」が実施される予定です(11月4日・5日)。このイベントでは、常識を超えた菊の魅力を新たに発見できるチャンスです。

まとめ



二本松市が取り組む「菊のまち二本松ブランディングプロジェクト」を通じて、地域の伝統である菊が如何に現代に息づいているかを体験できる貴重な機会です。アートと伝統が融合した「多輪咲」の魅力を、この機会にぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。期待される新しい展開を通じて、菊の美しさが未来へと繋がっていくことを願っています。

参照リンク


会社情報

会社名
一般財団法人 二本松菊栄会
住所
福島県二本松市金色403-1
電話番号

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