オープングループ、あすかペイロールプロの株式を取得し子会社化へ

オープングループ、あすかペイロールプロを傘下に

2023年9月20日、オープングループ株式会社があすかペイロールプロの株式を取得し、同社を完全子会社化したことを発表しました。この新たな経営体制により、オープングループは給与計算代行サービスのデジタル化を強化し、効率的な業務運営を目指しています。

今後の影響について

あすかペイロールプロは、給与計算代行業務を専門とする会社であり、そのグループ会社であるあすか社会保険労務士法人に所属する社会保険労務士との相互連携を強化することで、ワンストップでのサービス提供を実現する方向性を示しています。これにより、顧客企業が求める社会保険手続き代行や労務顧問支援を提供できるようになります。

この子会社化の一環として、オープングループの子会社であるオープン株式会社が提供する「RoboRoboペイロール」という革新的なサービスが活用されることも注目されます。RoboRoboペイロールは、給与計算代行と便利なツールを組み合わせたアウトソーシングサービスであり、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。このサービスは、一般的な給与代行サービスとは異なり、勤怠管理システムの変更なしに導入できるため、多くの企業での利用が期待されています。

デジタル化の進展

グループ内でのシナジーを最大限に生かすために、あすかペイロールプロとあすか社会保険労務士法人が連携し、業務のデジタル化と自動化の推進に取り組むとのことです。業務のデジタル化は、業務の効率化につながり、結果として顧客へ提供するサービスの質を向上させるとともに、スタッフの工数を確保し、労務顧問支援を強化するものとされています。

あすかペイロールプロの取締役会長、大東恵子氏は、「オープングループとのパートナーシップを通じて、より高品質なサービスの提供を目指しています。また、この機会を活かして日本のBPO業界に新たなイノベーションをもたらしたい」とコメントしています。

企業情報

オープングループ株式会社は、東京都港区を本社とする持株会社であり、RPA/AI技術を活用した新規事業の創造を目指しています。同社の子会社であるオープン株式会社も、スマートロボットを活用し、情報処理サービスやアウトソーシング業務を展開しています。あすかペイロールプロは最近設立された企業ですが、高品質な給与計算代行業務を行っており、今後の成長が期待されます。

詳細や最新情報については、各社の公式ウェブサイトをチェックすると良いでしょう。特に、RoboRoboペイロールの詳細情報については、公式サイトでの確認をおすすめします。