スイーツ甲子園が高校生パティシエ育成の出張授業を開催！

スイーツ甲子園出張授業が盛況に開催

2023年8月31日、東京都武蔵野市の武蔵野東高等専修学校にて、高校生パティシエの全国大会「スイーツ甲子園」のスピンオフ企画として出張授業「小麦粉マイスターへの道！」が行われました。この授業は、全国の高校生にスイーツ甲子園の魅力を伝えることを目的としており、初の試みとなりました。

授業には、ニップンの技術センターから吉田恵一氏が登場し、多様な小麦粉の使用法について解説。異なる風味や食感をもたらす小麦粉の特性を学ぶため、4種類のスポンジケーキを試食しながら、質疑応答も交えた充実した内容となりました。そして、スイーツ甲子園審査員であるフランス菓子店「Ryoura」のオーナーパティシエ菅又亮輔さんが、業務用小麦粉「モントレ」を使用したマドレーヌの調理実演を行いました。この授業は、参加した生徒たちにとって、スイーツ作りのスキルを磨く絶好の機会となりました。出張授業は、10月には香川県の坂出第一高校でも開催される予定です。

スイーツ甲子園全国大会決勝の見どころ

今回の出張授業の模様は、9月16日（月・祝）に開催される「第17回スイーツ甲子園全国大会決勝」のライブ配信の中で紹介される予定です。放送は午前10時35分よりスタートし、皆さんはこの機会にぜひ視聴していただきたいと思います。配信では、各地で行われた予選大会のダイジェスト動画や、決勝に進出した6チームの模様を生中継します。

決勝戦では、優勝、準優勝、3位を決定し、文部科学大臣賞を授与するだけでなく、各協賛企業からの特別賞も発表されます。優勝チームには、エアタヒチヌイから「タヒチ研修旅行」が贈られるほか、貝印賞、ペコちゃん賞、タリーズ賞、パストリーゼ賞など、多彩な賞品も用意されています。受賞チームには、プロのパティシエが参加する洋菓子技術コンクール優勝者発表会への招待券や、各協賛社とのコラボ賞品開発権なども付与されます。

また、決勝の審査には有名シェフらが参加し、出場チームの成果を見守ります。アドバイザーとして大森由紀子氏や鎧塚俊彦シェフ、永井紀之シェフが加わり、これまでの予選を経て高いレベルでの競争が期待されます。全国の高校生たちが最高のスイーツを見せるこの大会、ぜひお見逃しなく！