医療機器の未来を切り拓くeQMS「QMSmart」が最高大賞受賞
2026年6月5日、医療機器メーカーの株式会社Berryが開発した電子品質管理システム(eQMS)「QMSmart」が、第101回日本医療機器学会大会で最高大賞「The Absolute Best」を受賞しました。この賞は、医療機器の安全性や品質向上に寄与した取り組みを評価するもので、将来的な医療機器産業の発展を促進するものです。
受賞の背景と評価のポイント
主催者である一般社団法人日本医療機器学会からは、QMSmartが医療機器の品質管理業務を効率化する革新的なソフトウェアであるとの評価を受けました。特に注目されたのは、株式会社Berryが自社製品である乳児用頭蓋形状矯正ヘルメットの製造で培った品質管理体制を基盤に、このシステムを開発した点です。これは、単なるツールの提供にとどまらず、製造業者の視点からの実用性を備えた解決策が、医療機器業界全体の品質マネジメントシステムを高度化し、業務効率を上げることに役立つと評価されたことを示しています。
受賞後の展望
受賞を受けて、Berryは「必要な時に必要な医療が受けられる社会の実現」を目指し続けると公表しています。医療機器メーカーとしての立場を生かし、医療機器の品質や安全性の向上、そして医療現場の業務をさらに効率的にするための取り組みを進めていく意向です。
QMSmartの機能と利点
QMSmartは、医療機器メーカーに特化した価値ある機能を提供しています。以下にその主な機能を紹介します。
1.
文書管理:規定文書や苦情処理など、すべての記録を電子化し、迅速に情報にアクセス可能。コンプライアンスにも配慮したシステム。
2.
品質イベント管理:CAPAや逸脱、苦情などの品質イベントをクラウド上で管理。進捗状況や関連記録が一目で確認できます。
3.
教育訓練機能:教育訓練の計画から受講管理を一元化し、オンラインテストの自動採点機能で効率を向上。
4.
AI支援機能:文書の規制適合性チェックや、過去の事例データをもとにした不具合原因の自動分析機能を備え、業務の効率化に寄与します。
株式会社Berryの概要
株式会社Berryは2021年に設立され、東京都台東区に本社を構えています。医療機器の安全かつ高品質な提供を目指し、乳児用頭蓋形状矯正ヘルメットの製造やeQMSソフトウェアの開発に取り組んでいます。特に医療機器品質マネジメント規格「ISO 13485:2016」や情報セキュリティ規格「ISO/IEC 27001:2022」を取得していることからも、その信頼性が伺えます。
今後の展開にも大いに期待が寄せられるQMSmartと株式会社Berry。医療の質を高めたいという使命感に燃える彼らの活動は、医療業界全体に良い影響を及ぼすことでしょう。