イタリア視点で描く能登地震の記録と復興の物語,映画上映会

イタリアが見た能登地震を描いたドキュメンタリー映画「能登の花」上映会

2024年8月31日、東京都武蔵野市にあるUPLINK吉祥寺にて、イタリア人によるドキュメンタリー映画「能登の花」の上映とトークショーが開催されます。本作は、イタリア人のトマゾたちが能登半島の美しさに魅せられ、そして震災後のボランティア活動を通じて得た価値観の変化を描いています。

映画の内容

「能登の花」は、能登半島を訪れた若手イタリア人写真家トマゾが、再度訪れることを誓った数ヶ月後に発生した震度7の地震に心を痛め、被災状況を記録したいと考え、ボランティア活動に参加する物語です。彼は映画監督の友人とともに、偶然出会ったイタリア料理教師アドリアーナと共にボランティア活動に参加。想像を超える厳しい経験や、感動的な交流を通じて、彼らの価値観がいかに変わったのかが描かれます。

この映画は、ボランティア活動を通じて出会った人々との絆や、彼らが抱える現実と向き合っていく姿を映し出します。不眠や事件、涙、笑いといった様々な感情が交錯する中で、トマゾたちは自身の人生観を見直すきっかけを得るのです。

トークショーの参加者

上映後には、映画の監督トマゾ・バルベッタや写真家トマゾ・ネグリ、イタリア料理講師アドリアーナ・バリオーニが登壇し、映画制作の背景や能登でのボランティア体験について語ります。彼らの視点から、能登での経験や心境の変化についての話が聞ける貴重な機会となるでしょう。

また、Japan Timesの記者キャサリン氏も招待され、現地の復興状況についての洞察を共有します。映画のテーマを更に深める内容が期待され、参加者にとって、能登地震とその復興のリアルな側面を知る機会になることは間違いありません。