ブロードウェイ・ミュージカル「プリティ・ウーマン」の日本初演が開幕
立飛グループの創立100周年を祝う特別なプロジェクトとして、ブロードウェイ・ミュージカル「プリティ・ウーマン」が新国立劇場オペラパレスで9月11日に初演を迎えました。この作品は、80年代のロサンゼルスを舞台に、ビジネスマンとコールガールの異色の恋物語を描いています。
豪華なキャストとスタッフ
このミュージカルは、グラミー賞受賞者であるシンガーソングライター、ブライアン・アダムスが曲を手がけ、トニー賞を2度受賞したジェリー・ミッチェルが演出と振付を担当しています。初演は2018年にシカゴで行われ、その後ニューヨークやロンドン、アメリカ全土でツアーを重ね、多くの観客を魅了してきました。
観劇した感想
実際に観劇した記者は、映画版のイメージを超えたステージ演出と豊かな楽曲に圧倒されたと語ります。オープニングでは“Welcome to Hollywood”というダンスナンバーが観客を引き込み、舞台上には多様なキャラクターが登場します。特に、舞台のディテールやデザインが西海岸の雰囲気を見事に表現しており、お金持ちのセレブからコールガールまで、多面性が感じられます。
ストーリー概要
物語は、実業家エドワードが街角で出会ったコールガールのヴィヴィアンとの出会いから始まります。一夜を共にした後、彼はビジネスディナーに彼女を伴うことにします。エドワードは成功したビジネスマンですが、孤独を抱えています。一方、ヴィヴィアンは自由な身でありながらも過酷な現実を生きる彼女に、自分の知らない世界を教えてくれるエドワードに徐々に心を開いていきます。
様々な場面を見せる演出
特に印象的なシーンは、二人がオペラ『椿姫』を観に行く場面です。二人の歌声が重なり合う瞬間は、観客に強い感動を与えます。この舞台ならではの迫力は、映画版を超えるものであり、演出のミッチェルの巧みな手腕を感じさせます。
役者のパフォーマンス
演じるエリー・ベイカーは、エネルギッシュで魅力的なヴィヴィアンを見事に表現し、エドワード役のチェイス・ウルフは、そのキャラクターの成長を丁寧に演じています。また、周囲のキャラクターたちも個性豊かで、特にハッピーマン役は印象的です。彼はヴィヴィアンに対して人生の教訓を授け、ストーリーに深みを与えています。
チケット情報
「プリティ・ウーマン」は、2024年9月11日から16日まで新国立劇場オペラパレスでの公演が予定されています。その後、立川や大阪でも上演され、全国の観客に感動を届けます。まずはこの機会をお見逃しなく!
公式ホームページ:
プリティ・ウーマン - 日本公式サイト