「ubusuna」の未来を語る田山淳朗氏との対談
株式会社古荘本店は、ファッションデザイナー田山淳朗氏との対談を行い、その内容を公開しました。この対談では、田山氏が創り出した「ubusuna」というブランドを中心に、日本の服の可能性やサステナブルなものづくりについて盛り上がりました。
新たなファッションの形「ubusuna」
「ubusuna」は、独自のスタイルを持つ日本の服を提案しています。このブランドは、洋服や和服にとらわれない新しい価値を提供することを目指しています。田山氏は、アルファベットの「u」と「b」を用いたこの名前に、特に深い意味を込めています。これは「産土」を意味し、彼自身の故郷である熊本の地を意識したものです。
古荘本店が立ち上げた「産土の服プロジェクト」は、地域の伝統的な縫製技術を魅力的なファッションとして再利用することを目的としています。特に、経済的な理由から次第に少なくなっている職人の技術を大切にし、さまざまな形で支援を行っています。これにより、地域の職人による手仕事によって作られた服は、長く愛される一品へと昇華されるのです。
熊本の自然と共に
対談は熊本県阿蘇市に広がる美しい庭園「ART OF GARDEN」で行われました。田山氏は、自然環境からインスピレーションを受け、多くのデザインを生み出しています。素材にこだわり、地元の素材を使いながら、サステナブルな視点を大切にした製品づくりに情熱を注いでいます。この庭の存在が、田山氏や古荘本店にとって創作の源泉ともなっているようです。
サステナブルなビジネスの展望
今回の対談では、古荘本店の代表取締役・古荘貴敏氏も参加し、ブランドが辿ってきた道のりや、リサイクル素材を用いた新しいファッションスタイルの可能性について語られました。特に、環境問題に対してどう向き合い、持続可能なビジネスモデルを確立していくのかが重要なテーマとして取り上げられています。地域との共生を図りながら、グローバルな市場に参入することも視野に入れているようです。
田山淳朗氏のプロフィール
田山淳朗氏は、1975年に文化服装学院を卒業し、その後ヨウジヤマモトに加わりました。独自のブランド「エー・ティー」を設立し、1991年にはパリ・コレクションに参加するなど国際的な評価を得ています。彼の豊かな経験と知識は、今も多くのファッション愛好者に支持されているのです。
また、田山氏の新たな挑戦として、ガーデンウェアブランド「ART OF GARDEN」を通じて自然との共生を目指しています。これは、彼自身が体感してきた英国やフランスのファッション業界の感覚を活かしつつ、日本の良さを世界に発信するものでもあります。
未来への希望
「ubusuna」は、ただの服ではなく、人々にの新しいハピネスをお届けする存在でありたいと田山氏は強調しました。彼の目指すファッションは、心地よさや温もりを大切にした、日常を特別なものに変えうる力を秘めています。今後の展開に期待が寄せられます。
特設サイトや公式Instagramでも詳細を確認できるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。また、この対談の内容は多くの人々に「日本の服」の新たな可能性を示す良い機会となるでしょう。
住所:熊本市中央区古川町27-2 UBUSUNAビル2F(古荘本店向かい)
営業時間:13:00 - 18:00(木・金・土)
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