ISUM:結婚式楽曲利用
2014-04-01 13:00:02

結婚式の楽曲使用を簡単に!ISUMが市販楽曲の著作権処理をワンストップで実現

結婚式での楽曲使用が簡単に!ISUMによる著作権処理スキーム本格運用開始



4月1日、一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)が、結婚式などで使用される市販楽曲の著作権・著作隣接権処理をオンラインでワンストップで行える画期的なスキームの本格運用を開始しました。これまでは複雑だった手続きが大幅に簡素化され、関係者にとって大きなメリットをもたらすシステムです。

ISUMスキーム:結婚式の音楽シーンを革新



ISUMは、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)、一般社団法人日本レコード協会(RIAJ)と連携してこのスキームを運営。新郎新婦は、ISUMを通じて日本レコード協会会員のレコード会社から許諾を受けた多数の楽曲リストから、自由に結婚式で使用したい楽曲を選択できます。

これにより、権利処理の心配なく、お気に入りのヒットソングやスタンダード曲を式典で流すことが可能になり、思い出に残る一日に彩りを添えることができます。また、映像記録においても、権利処理の問題で音楽が差し替えられる心配がなくなります。

関係者にとってのメリット



このスキームは、結婚式に関わる様々な関係者にとって大きなメリットをもたらします。

新郎新婦: お気に入りの楽曲を自由に選曲でき、権利処理の手間を気にせず、安心して結婚式を挙げられる。
ウエディングプランナー: 権利処理に関する不安なく、より創造的で印象深い結婚式を企画できる。幅広い楽曲の提案が可能になり、顧客満足度向上に繋がる。
音響・映像事業者: 権利クリアランスにかかる業務が効率化され、作業負担が大幅に軽減される。
ホテル・式場関係者: 館内での音楽使用に関するコンプライアンスを確実に担保できる。

音楽業界への波及効果



ISUMは、今後、日本レコード協会を通じてレコード会社各社に楽曲の積極的な開放を働きかける方針です。ブライダルシーンでの楽曲使用は、楽曲イメージを損なうことなく、むしろ新たな露出機会となり、特に洋楽のバックカタログ活性化に繋がる可能性を秘めています。

湯川れい子氏(作詞家、音楽評論家、日本作詩家協会名誉会長)がISUMの理事に就任したことも発表されました。湯川氏の音楽業界における豊富な経験と人脈が、ブライダル業界との連携強化に大きく貢献すると期待されています。

ISUMスキームの今後の展望



ISUMは、ブライダル業界と音楽業界のクリエイター同士の交流促進を目指し、新たなコラボレーションによるヒット曲やスターの誕生を期待しています。このスキームを通じて、両業界のウィンウィン関係構築に貢献していくことを目指しています。

まとめ



ISUMの新しいスキームは、結婚式における楽曲使用の権利処理を劇的に簡素化し、関係者全てにとって大きなメリットをもたらす画期的なシステムです。今後、更なる楽曲の開放や業界連携を通して、ブライダルシーンをより一層華やかに彩っていくことが期待されます。

会社情報

会社名
一般社団法人音楽特定利用促進機構
住所
東京都渋谷区渋谷2-10-15 NV1 BLDG.9階
電話番号
03-6427-4442

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