新たな魅力を発信!真鶴町の「クスクスグランピング真鶴」
2023年7月、神奈川県の真鶴町に「クスクスグランピング真鶴」がオープン予定です。このファミリー向けグランピング施設は、地域の魅力を発信しながら、持続可能な社会の実現を目指す新たなプロジェクトとして注目されています。
クスクスグランピング真鶴の開発経緯
このプロジェクトは、スチームン株式会社が主導し、真鶴町で唯一の「過疎地域」として指定されているこの地の活性化を図るために立ち上げられました。地域特有の食材や建材の地産地消を進め、地域に根付いたダイバーシティ雇用を推進することで、地域の人々の生活を豊かにすることを目指しています。
しかし、開発の道のりは順風満帆ではありませんでした。元々委託していた工務店が破産手続きを開始し、計画の60%が進行中に中断されるという厳しい状況が訪れました。そこで、真鶴町内の他の事業者が力を合わせて工事を継続することとなり、クラウドファンディングを通じて資金を集め、プロジェクトを再始動させるべく動き出しました。
クラウドファンディングの詳細
「真鶴町にファミリー向けグランピングを作りたい」というプロジェクト名で行われるクラウドファンディングは、2022年4月28日から5月31日までの期間に実施され、目標金額は3,000,000円です。
返礼品として宿泊券や植樹体験が提供されるこの取り組みは、多くの専門家や地域の人たちからのサポートを受けながら進行中です。支援してくれる方々に、多くの人が楽しめるグランピング体験を提供することで恩返しをすることを目指しています。
環境に配慮した施設づくり
「クスクスグランピング真鶴」は、「サステナブル」「ソーシャルグッド」「ホスピタリティ」をテーマにした施設です。元の地形や植生をできる限り保ちながら、空き家をセンターハウスにリノベーションし、使用する建材には古材を選定しています。また、周囲の自然を生かした遊び場や体験プログラムも企画されています。
この施設では、食材やアメニティにもサステナブルな選択肢を用意し、ゲストと共に環境や社会について考えていく取り組みを行います。地域の魅力を発信し続けることが、真鶴町の課題解決へもつながると信じています。
施設名の由来
本施設名の「クスクス」は、子どもたちの笑顔や自然の恵みを表現しており、地中海で料理される「クスクス」にも由来しています。また、施設内には真鶴の町木とも言える「クスノキ」があり、安全で楽しい体験を提供しようとする想いが込められています。
まとめ
スチームン株式会社は、地域に根ざした企業として、真鶴町でのグランピング施設オープンに向けて、地域活性化に積極的に取り組んでいます。多くの人々が集い、楽しむことができる場所を提供することで、地域全体の明るい未来に貢献したいと考えています。支援を通じて、皆さんもこのプロジェクトの一部になりませんか?
詳細はクスクスグランピング真鶴の公式ホームページでご確認ください:
クスクスグランピング真鶴