損害保険ジャパン、カスタマーハラスメント対策強化へ!社員を守るための新方針を発表
損害保険ジャパン、カスタマーハラスメント対策強化へ!社員を守るための新方針を発表
近年、社会問題となっているカスタマーハラスメント。理不尽な要求や不当な行為から、従業員を守るための対策が企業にとって重要な課題となっています。この問題に対し、損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は、社員が安心して働ける環境を整備するため、新たに「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定しました。
本方針では、カスタマーハラスメントの定義や具体的な事例を明記し、社員に対する教育・研修や相談窓口の設置など、多角的な取り組みを強化していく方針です。
損保ジャパンは、これまでにも顧客満足度向上のため、顧客の声を真摯に受け止め、サービス向上に努めてきました。しかし、近年増加するカスタマーハラスメントは、従業員の心身に深刻な影響を与える可能性があり、放置できない状況となっています。
今回の新方針策定は、顧客との良好な関係を維持しながら、社員の安全と働きがいを確保するための重要な一歩と言えるでしょう。
カスタマーハラスメントとは?
カスタマーハラスメントとは、顧客からの理不尽な要求や不当な行為によって、従業員の就業環境が害される行為を指します。具体的には、以下のような行為が挙げられます。
威嚇・脅迫・恫喝・強要行為
暴言・暴力・人格を否定する発言・個人を侮辱する発言
継続的・執拗な言動
社会通念上受け入れられない要求
合理的な範囲を超える時間的拘束・場所的拘束(居座り)
合理的な理由のない謝罪要求
当社社員に関する処罰の要求
SNSやインターネット上での誹謗中傷
プライバシーの侵害
セクシャルハラスメント行為
損保ジャパンが掲げる具体的な取り組み
損保ジャパンは、カスタマーハラスメントが発生した場合、組織として毅然とした対応を行うことを表明しました。具体的には、以下の取り組みを推進していきます。
カスタマーハラスメントへの対応方法、手順の策定
社員への教育・研修の実施
相談・報告体制の整備
必要に応じて、警察・弁護士等と連携した対応
これらの取り組みを通じて、社員が安心して業務に集中できる環境を構築することで、顧客へのサービス品質向上にも繋げていく考えです。
まとめ
損害保険ジャパンは、顧客との良好な関係を維持しながら、社員の安全と働きがいを確保するため、カスタマーハラスメント対策を強化していく方針を発表しました。今後も、顧客と従業員双方にとってより良い環境づくりを目指していくことが期待されます。