ヴイストン、8輪搭載の大型ロボット「8WDSローバー」を試作
先日、ヴイストン株式会社が試作した「8WDSローバー」が注目を集めています。このロボットは、8つの車輪すべてにステアリング機能を備えた大型台車ロボットであり、革新的な設計と技術が詰まっています。
8WDSローバーの特長
「8WDSローバー」は、ロボットの試作・開発サービス『プロトロボ』を基にした新機体です。ヴイストンの研究開発用台車ロボットシリーズは、開発者や研究者のニーズを最優先に考えた製品群であり、改造やカスタマイズの自由度が高いのが特徴です。この新しいロボットの主な特長は、以下の通りです。
1. 8輪独立ステアリングとサスペンション
このロボットは、すべての車輪が駆動輪として機能し、8輪が独立してステアリングが可能になっています。また、サスペンションも搭載されており、凹凸のある地形でも安定した走行が可能です。これにより、ロボットは自由にかつ効率的に移動できるという利点を得ています。
2. 「プロトロボ」サービスの可能性
ヴイストンの『プロトロボ』は、ロボットの試作やカスタマイズ、開発を行うためのWebサービスです。『プロトロボ』では、台車型ロボットの試作に必要な機能や特性を高次元で満たすことが求められ、実用に向けた多様なニーズに応えることが目指されています。今回の「8WDSローバー」はその一例であり、プロトロボの柔軟性と可能性を存分に示すモデルです。
展示予定
特に、2025年12月3日(水)から6日(土)に開催される「2025国際ロボット展」にて、ヴイストンのブースでこの「8WDSローバー」も展示予定です。展示は共同出展によるもので、小間番号は【W4-80】です。ロボット業界の最新技術を体感できる絶好の機会ですので、ぜひお立ち寄りください。
基本仕様
- - サイズ: W590 × D1090 × H233 (mm)
車高はサスペンションにより変動します。
- - 本体重量: 約73.6kg
- - 積載重量: 約240kg
- - 本体材質: アルミニウム
- - バッテリー: 24V 60Ah (1440Wh) Li-Feバッテリー
お問い合わせ先
この新しいロボットに関するお問い合わせや詳細については、ヴイストン株式会社の公式ウェブサイトもしくは以下のメールアドレスまでご連絡ください。
ロボット技術の未来を覗く「8WDSローバー」。今後の動向にも注目です!