オンラインウエディングの意識調査2024
株式会社エイトノットが行った2024年の参列者向け意識調査によると、結婚式において現地に参列したいという意向がかなり回復していることが分かりました。しかし、それでもオンライン参列の選択肢が重要視されている実態も伺えます。本記事では調査結果を詳しく見ていきましょう。
現地参列希望者の増加
調査では、家族の場合、現地で参列したいと考える人が73.7%に達し、親友でも66.3%と高い数字が見られました。昨年の調査と比べても増加傾向にあります。対照的に、あまり会う機会がない友人やSNS友達に関しては、オンラインでの参列を希望する人の割合がそれぞれ26.3%および20.4%となっており、親しい関係と比べてカジュアルな関係においてはオンラインが選ばれることが多いようです。
認知度とイメージの変化
結婚式のオンライン配信に関する知識は全体の46%に達しており、前年と比べて横ばいです。その中で、オンライン参列に対するイメージについては「海外や遠方からでも参加しやすい」という認識が最も多く13.3%、続いて「現地で参列したい」が9.1%、いずれも昔からのイメージに比べると変化が見られますが、まだまだオンラインと現地参列のイメージは非対称と言えそうです。
距離による参列意向
居住地から結婚式場までの距離によって、参列希望の意向も変化します。片道3時間未満では現地参列が好まれますが、3時間以上の距離では29.7%、海外リゾートの場合は28.0%がオンライン参列を希望しています。特に距離が遠い式場になるほど、オンライン参列が優位になる傾向があるようです。
オンライン参列時のご祝儀
オンライン参列時のご祝儀に関しては、10,001円から30,000円の範囲が主流で、40.8%がこの金額帯を選ぶ結果となりました。一方で、金額に関係なくキャッシュレス決済の傾向が強まってきており、オンラインでのご祝儀文化も確立されつつあります。
最適な参列時間
オンライン参列の「ちょうどいい」時間については、多くの人が1時間程度を望んでおり、41%がこの意向を示しています。前年に比べて2時間程度と回答する人が減少してきており、結婚式のほんの一部をオンラインで楽しむ傾向が見えてきました。
現地参列とオンライン参列の融合
調査結果から見えるのは、距離が近く、親しい関係にある者同士は現地参列を重視する一方、カジュアルな関係や距離がある場合はオンライン参列が好まれるということ。様々なスタイルの結婚式が今後求められつつあり、その実現にはオンラインとオフラインの併用が不可欠と言えるでしょう。
結論
特に近年のSNS普及により、結婚式の新しい形が次々と生まれています。親しい人間関係の中では現地参列の重要性が増しているものの、オンライン参列の便利さも無視できません。このように、結婚式の体験がさらに豊かになっていくことでしょう。
在線参列システム「SanLet's」
株式会社エイトノットが展開する「SanLet's」は、挙式をライブ配信し、参列者がメッセージやご祝儀を提供できるシステムです。この革新的なサービスにより、リアルな体験とオンラインでの参加を両立させることが可能になり、結婚式の新しいかたちが生まれつつあります。
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公式ホームページを訪れて確認してください。