迫力満点の日本製アクション映画『TRAVERSE 2 -Next Level-』が公開へ

新たなアクションの舞台裏

2025年11月21日、映画『TRAVERSE 2 -Next Level-』がユナイテッド・シネマ豊橋にて先行公開される。この作品は、前作の人気を受けた待望の続編であり、主演の田部井淳が魅せる迫力のアクションシーンが期待されている。彼の本業としての空手技術を活かした戦いは、きっと観客を魅了するだろう。

『TRAVERSE』の成功を経て

前作『TRAVERSE -トラバース-』は、2019年に公開され、アクション映画ファンの間で高い評価を得た。特に、コロナ禍の中でもドイツ・ハンブルク日本映画祭に招待され、Amazonでの世界配信もなされるなど、その影響力は顕著だ。新作は、前作のストーリーやアクションを更に進化させ、新たな感動を与えてくれる。

ストーリー概要

物語は、前作から5年後の設定で、主人公の高梨淳（田部井淳）とその義理の娘・里菜（中野咲希）が、巨大犯罪グループ「蠍（さそり）」の執拗な追跡から逃れ、山奥でひっそりと生活を送っている様子から始まる。彼らは静かな隠れ家での生活を選び、名前を変え、過去を捨てることで平穏な日々を望むが、残念ながらその願いは長続きしない。

危険は思わぬところからやってくる。蠍が送り込んだ最強部隊「クリーナー」が、ついに彼らの居場所を特定し、攻撃を仕掛ける。高梨親子は絶望的な状況に置かれ、一体どう立ち向かうのか、観客は緊迫感溢れる展開に引き込まれる。

演技とアクションの両立

田部井淳は、10歳から空手を修練し、ジャパンアクションクラブにも所属した実力者である。彼の存在感は、映画にリアリズムを与えており、観客は彼が繰り広げる戦いを目の当たりにすることで、作品の深みを感じることができるだろう。また、里奈役の中野咲希は、2000人以上の候補者から選ばれた新人であり、注目すべき存在だ。

この新作では、前作でのアクション監督を務めた白善哲が監督・脚本を担当している。彼はスタントマンとしても活動しており、その専門知識を活かしたハードなアクションが期待されている。

期待の新傑作

『TRAVERSE 2 -Next Level-』は、前作以上のレベルでのアクションシーンが確約されている。最新の予告編やスチール写真からも、その迫力が感じ取れる。映画作品としての評価だけでなく、インディペンデント映画の新たな方向性を示唆する内容になることが予想されている。

最後に、この作品がどのように観客の心を掴むか、また田部井淳のアクションを駆使した演技がどれだけのインパクトを持つか、非常に楽しみである。アクション映画ファンはもちろん、広く一般の人々にも観てもらいたい作品に仕上がっている。公開日が待ち遠しい！