フルヤ金属によるハマカンゾウ追加植栽の実施
株式会社フルヤ金属は、2025年12月15日に茨城県筑西市のつくば工場にて、ハマカンゾウの追加植栽を行いました。この活動は、同社のサスティナビリティ活動の一環で、NPO法人小網代野外活動調整会議が推進する「小網代の森ハマカンゾウプロジェクト」に賛同したものです。目的は、生物多様性の保全に寄与し、地域社会に貢献することです。
当日は、つくば工場から13名の従業員が参加し、植栽作業に取り組みました。工場長の丸子智弘氏は、「私たちが日本の自然を守ることは、子供たちが本来の自然を感じ続けられるようにするためです。この活動が地域や社会に少しでも貢献できればと思っています」と語りました。
ハマカンゾウとは
ハマカンゾウは、ワスレグサ属に属する日本の在来植物で、主に関東以西の温暖な海岸に自生しています。小網代の森では、8月から9月にかけて、鮮やかな橙赤色の花を咲かせます。この植物は、古くから「忘れ草」として和歌に詠まれ、親しまれてきました。今回の植栽を通じて、外来植物であるネズミホソムギの群落を抑制し、生物多様性を維持・増進することを目指しています。
今後の展望
植栽された株は、小網代野外活動調整会議を通じて、元の生息地である神奈川県三浦市の小網代の森に転植されます。フルヤ金属は今後も、ハマカンゾウプロジェクトを継続して推進し、地域の生態系保全に寄与することを目指します。
フルヤ金属の企業情報
フルヤ金属は、プラチナ、イリジウム、ルテニウムなどのプラチナグループメタルを利用した工業用貴金属製品を製造しています。これらの貴金属は、非常に高い希少価値を持ち、加工も難しいため、貴金属に特化したメーカーは世界中で限られています。
同社は、環境、医療、エレクトロニクスなど多様な分野で重要な役割を果たしており、耐熱性や良導電性などの特性を持った製品を提供しています。また、希少貴金属資源の有効活用のため、リサイクル事業にも力を入れています。
- - 本社: 東京都豊島区南大塚2-37-5
- - 代表者: 古屋堯民
- - 創業: 1951年3月
- - 設立: 1968年8月22日
- - 資本金: 10,662百万円
- - 上場取引所: 東証プライム (証券コード:7826)
- - 従業員数: 418名(2025年6月30日現在)
- - 売上高: 57,379百万円(2025年6月30日現在)
「http://www.furuyametals.co.jp/」を訪れて、フルヤ金属の最新情報や取り組みをチェックしましょう!