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新内眞衣が魅了される、海外ドラマ『モンテ・クリスト伯』試写トークイベントリポート

2026年1月4日からBS12 トゥエルビにて独占日本初放送される海外ドラマ『モンテ・クリスト伯』の試写トークイベントが、2025年12月10日に東京・キネカ大森で行われた。このイベントに元乃木坂46の新内眞衣さんと明治学院大学文学部フランス文学科の准教授である梅澤礼さんがゲストとして参加し、観客に向けて本作の魅力を語り合った。

試写トークイベントの内容

新作ドラマ『モンテ・クリスト伯』は、作家アレクサンドル・デュマの名作『モンテ・クリスト伯』（『巌窟王』）を基に制作された復讐劇。新内さんは映画やドラマの大ファンであり、作品の展開の速さに驚いた様子で、「1話と2話がすごくスピーディーに進んで、気づいたら時間が過ぎていました」とコメント。また、登場人物の嫉妬や人間関係の複雑さに触れ、「この作品には完全にハマってしまいました。続きが非常に気になります」と語った。

梅澤先生は、原作の歴史的背景や文学的価値についても解説。デュマが1844年から46年にかけて連載した作品で、その後多くの舞台や映画にアダプテーションされた歴史について紹介した。また、日本でも多くのバージョンが制作されていることを踏まえ、視聴者にとっての新たな視点を提供した。

キャラクターへの愛着

トークの中では、ドラマの重要なキャラクターや彼らの関係性についても触れられることとなり、新内さんはお気に入りのキャラクターとしてメルセデスを挙げ、「彼女の不安を抱えた待ち続ける姿に美しさを感じる」とコメント。更に、梅澤准教授のお気に入りキャラクターである酒場の店員カドルッスの今後の展開にも期待を寄せ、「彼の役柄がどう描かれるのかとても楽しみです」と強調した。

アイドル時代の思い出

質問コーナーでは、作品に関連した内容が展開され、特に新内さんが自身のアイドル時代に靴下を貸していたエピソードを披露し、観客の笑いを誘った。「靴下がいつの間にか無くなって、いつも誰かに貸してしまってた」と語り、大笑いを招いた。また、自分の正体を隠す経験についても話し、「全身脱毛の施術を受ける際に、自分の名前を言うのが恥ずかしい」と率直に語った。

『モンテ・クリスト伯』クイズ

イベントの締めくくりには、「モンテ・クリスト伯クイズ」が行われ、新内さんがトリビアに挑戦。彼女の答えは面白おかしく、観客を笑わせる一幕もあった。数回の不正解の後、ついに正解を導き出した新内さんの嬉しそうな表情には会場から拍手が贈られていた。彼女は作品に対する期待を語り、「第1話と2話は怖いほどの没入感がありました。全てのエピソードを観てほしいです」と強調し、梅澤准教授も「原作との違いやその意味を考えながら楽しんでいきたい」と締めくくった。

海外ドラマ『モンテ・クリスト伯』概要

このドラマで描かれるのは、若き船乗りエドモン・ダンテスが愛と人生を奪われた後の復讐の物語。物語はフランス革命後のナポレオン失脚時代を舞台に、エドモンが嫉妬と陰謀により冤罪で投獄されるところから始まる。そして彼は友人ファリア神父との出会いを通じて脱獄の希望を見出し、莫大な財宝を手に入れ、復讐を果たす。

このドラマはビレ・アウグスト監督によるもので、サム・クラフリンやジェレミー・アイアンズといった国際色豊かなキャストが名を連ねており、美しい映像美にも定評がある。放送は毎週日曜の夜7時より、全8話を2話連続で放送予定だ。

この試写トークイベントを通して、多くのファンが作品への期待を抱くこととなるだろう。是非、新しいメディアで描かれる古典文学の世界を体験してほしい。

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