新たなクリーニング体験を提供する実証実験
2026年6月1日、札幌市で株式会社光生舎と株式会社ライナフが共同で、新しいクリーニングサービス「スマート置き配」の実証実験を開始しました。この新しい取り組みは、クリーニングサービス「モッテッテ」において、オートロック付きマンションでも不在時に集荷と配送ができるという画期的なサービスです。
1. 実証実験の目的と内容
この実証実験は、北海道札幌市内にある光生舎の4営業所を対象に、232棟のオートロック付きマンションにて行われます。実施期間は2026年6月から8月までの3ヶ月間。住居者が申し込むと、光生舎の配達員がライナフの「スマート置き配」を活用して、共用エントランスを一時的に解錠し、玄関前や指定場所でのクリーニング品の集荷や置き配を行います。
この取り組みにより、特に春から夏にかけての衣替えシーズンに向けて、利用者は「在宅不要」でクリーニングを発送できる利便性を享受できます。一般的なオートロックマンションでは、クリーニング品の集荷や配送時に住居者が在宅してエントランスを解錠する必要があったため、利便性向上が求められていました。
2. 企業の狙いとその背景
光生舎の社長である髙江智和理氏は、この実証実験を通じて「非対面・非在宅でのサービス提供」が実現することに期待しています。こうした新しい宅配インフラによって、地域社会における住民の移動の手間が削減されることで、生活の質が向上することが目指されています。
ライナフの代表取締役、滝沢潔氏は、既存の荷物受け取りのシステムにとどまらず、クリーニング集荷にも「スマート置き配」を活用していくことで、サービスの可能性を広げる試みであると述べています。特に、再配達に伴うCO2排出量や物流の人手不足という社会的課題に取り組むキーポイントともなります。
3. 今後の展開と期待される効果
両社は、2026年9月以降に札幌市内全域への展開を見込んでおり、より多くの住居者に利便性を提供することを目指しています。この実証実験を契機に、「スマート置き配」が広がることで、オートロックマンションという課題を解消し、不要な手間を減らす持続可能な物流サービスの構築が期待されています。
4. サービスの詳細
光生舎が提供する「モッテッテ」は、Web申し込みから決済までをスムーズに行える宅配クリーニングサービスです。サービスを利用することで、指定された場所でのクリーニング品の集荷と受け取りが非対面で行え、安心してクリーニングを利用できます。
この新たな試みが、札幌の暮らしをどのように変えていくのか、多くの注目が集まる実証実験です。持続可能な社会に向けた一歩として、今後の展開が楽しみです。