VRで変わる不動産
2016-12-01 11:22:57

VR技術を活用した新たなコンドミニアム販売の形が始まる

VRによる新たな不動産体験



日本の不動産業界に革新をもたらすVR技術。住宅関連企業のラストマイルワークスは、カンボジアでの大規模コンドミニアム開発プロジェクト「Bodaiju Residence」に対して、VRを活用した販売およびマーケティング手法の試験導入を開始しました。この取り組みは、遠方の潜在顧客活用に加え、内覧時のコスト削減の可能性を持ち、今後の不動産販売に新たなトレンドをもたらすことが期待されています。

VR技術の導入



12月1日から3日までプノンペンで開催される「Cambodia Construction Industry Expo 2016」では、来場者に向けたVR体験が提供される予定です。体験者は最新のVR機器Oculus Riftを使用して、フルCGで制作された物件の内覧や、周辺環境のパノラマ画像を通じて、コンドミニアムの魅力を実感できます。これにより、国内外の投資家や購入希望者が直接現地に足を運ばずとも、物件の詳細を把握できる新たな購買体験が生まれます。

Bodaiju Residenceについて



Bodaiju Residenceは、日系の不動産投資会社クリード・グループによるカンボジア初の大型開発プロジェクトです。900戸を超えるコンドミニアムで構成されており、2016年のカンボジア・プロパティ・アワードでは「BEST CONDO DEVELOPMENT(GREATER PHNOM PENH)」部門にて最優秀賞を受賞しました。価格は60㎡の1ベッドルームが100,000ドル台から販売されています。

VRサービスのこれから



ラストマイルワークスは、VR技術を駆使したサービス「terior」を展開し、不動産や建築関連の業界向けに特化したコンテンツを提供しています。リノベーションや新築物件の内覧、さまざまなニーズに応じた仮想体験が可能です。今後、定量的なVR体験データを収集し、さらなるサービス向上に取り組むとされています。

これまでの不動産市場において、VRの導入は新たな可能性を示唆しています。今後、国際的な取引の際にもVR技術が大きな役割を果たすことでしょう。カンボジアの不動産市場の今後に、多くの期待が寄せられています。

会社情報

会社名
ラストマイルワークス株式会社
住所
東京都中央区日本橋小舟町8番6号
電話番号

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