アフリカフランス語教室
2025-03-29 00:20:24

アフリカのフランス語を学び、ベナンの子供たちを支援できる教室が開講

アフリカ流フランス語教室が開講します



2023年4月7日から、新たに「アフリカ流フランス語教室」の11期後期が始まります。この教室では、ベナン出身の講師からアフリカのフランス語を学ぶことができ、受講料の一部は教育支援活動に使われます。特に、今回新たに「ディクテーション/書き取り」コースが加わりました。音読されたフランス語の文章を書き取るこの方法は、リスニングや文法、ライティングの力を大きく向上させることでしょう。

アフリカのフランス語とベナンの教育現状


フランス語の話者の約55%がアフリカに住んでいることは、意外と知られていない事実です。特に、西アフリカに位置するベナンでは、教育環境が厳しい現状があります。実際に、同国の若者の識字率は男性が64%、女性が41%と世界平均を大きく下回っており、中学への進学率は54%に過ぎません。これは、授業がフランス語で行われ、現地の言語を話す子供たちにとって理解が難しいためです。

ベナンの子供たちにフランス語を教えている講師たち、ウィルフリッドとクラリスは、子供たちの教育サポートを行うNGOを運営しています。彼らは、自らの貧しい経験を元に、教育の重要性を強くフィールドしています。ウィルフリッドは自身のNGO「Nansewe」を通じ、フランス語を小学生に無料で教え、400人以上の子どもたちに学びの機会を提供してきました。またクラリスは「Children EDUC」を設立し、貧しい家庭の子供に必要な学用品を提供しています。

異文化理解と教育支援


『アフリカ流フランス語教室』では、受講者がフランス語を学ぶだけでなく、ベナンの文化や教育問題についても深く知ることができます。このプログラムは、受講者が語学力を身につけるだけでなく、ベナンの子供たちを教育するための資金を得るための重要なプラットフォームとなります。

受講費の一部は、ベナンの教育活動に送金され、制服や学校用具の支援に使われています。前期の受講料からは72万円以上が現地に届き、衣類や学用品が必要な子供たちへと支援されています。

学びのスタイルと受講方法


Zoomを通じてレッスンは行われ、インタラクティブな形式で進められます。受講者は各自のレベルや希望に応じたカリキュラムに従い、直接講師とコミュニケーションを取りながら学べます。たとえば、ディクテーションコースでは、フランス語の文章を書き取ることで、正確な文法や語彙の使い方を習得できます。また、講師とのやり取りにはWhatsAppも活用されますので、気軽に質問ができる環境があります。

受講者からの声


このプログラムを受講した方々からは、少人数制で発言の機会が多いことや、課題に対する丁寧なフィードバックが好評です。また、受講費が教育支援に役立つことが、学びへの大きなモチベーションになっているとの声も聞かれます。

申し込み方法と締切


「アフリカ流フランス語教室」は2025年4月5日まで受講者を募集しています。興味がある方は、是非お早めにお申し込みください。申込みフォームはこちらです。

この教室を通して、フランス語を学びながら、共にベナンの子供たちの未来を支援していきましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 開発メディア
住所
埼玉県入間市小谷田1666-4-412
電話番号

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