コロナ後の新しい学びの形!Skipping School PROJECTの取り組み
近年、コロナウイルスの影響で高校生の学び方や価値観が大きく変わりつつあります。休校期間中、オンライン授業の普及が進んだことで、これまでの教育への接し方に新たな選択肢が登場しました。その中で特に注目すべきが、私立通信制高校の増加です。文部科学省の調査によれば、2010年と2021年を比較すると、私立通信制高校の生徒数は63%も増加しています。このデータは、高校生たちが全日制高校以外の選択肢を求めていることを示唆しています。
コロナ禍がもたらした変化
コロナによる影響で、多くの学校では授業のオンライン化や行事・部活動の制限が余儀なくされました。これにより、従来の枠にとらわれない学びを求める学生が増えてきています。その中で、オンライン授業を活用した通信制高校は、より自由な学びのスタイルを提供する方法として注目されています。この環境の変化に伴い、通信制高校のニーズは急速に高まり、多くの学生がこの新しい道を選び始めています。
Skipping School PROJECTの概要
このような時代背景の中、「Skipping School PROJECT」が立ち上がりました。このプロジェクトは、高校に行かずに大学進学を目指す学生を支援することを目的としています。プロジェクトは2022年1月から12月までの期間中に申し込みを受け付けており、参加者が納得のいく大学に合格するまでサポートを続けます。
対象者は?
このプロジェクトは、以下の条件を満たす16歳から18歳の若者を対象としています。これは高校に通っていない、もしくは辞めたいと考えているが大学進学を希望している方々です。高校にとらわれない柔軟な学びを提供するこのプロジェクトは、まさに今の時代に必要な志向を反映しています。
どのように実施するのか?
参加者は、インターネットを通じてオンラインで学びます。使用するのは、パソコンまたはタブレットです。このプロジェクトでは主に以下の支援を行います:
1.
高卒認定試験対策:試験範囲についてのレクチャーや質問に対するサポート
2.
大学受験対策:志望校選びや受験形式に関するアドバイス
3.
キャリア形成支援:週一回のコーチングやインターンシップ、留学の紹介 など。
特に注目点は、このプロジェクトが「高校に行かない選択肢を普通にしたい」という理念に基づき、最初の3名の参加者には全てのサービスが無料で提供されることです。これは新たな教育スタイルを確立する大きな一歩となっています。
未来のために新しいステージへ
この「Skipping School PROJECT」は、実質的な高校の教育から大学進学への架け橋として機能します。コロナの影響による社会の変化を受け入れ、柔軟に学ぶ方法を考えることがますます重要となる中、ビジョンを持った若者たちが新しい道を切り拓く手助けをするプロジェクトは、多くの学生にとって意義深いものとなることでしょう。
未来の起業家を育てるオンライン塾「カイシャ工房」の取り組みによって、その実現が進められています。興味のある方は、公式ウェブサイトで詳細を確認してみてください。
新しい学びの形に期待が寄せられる今、若者たちの選択肢が一層広がることを願っています。