日本エンタープライズが提供する新たな調達支援サービス
日本エンタープライズ株式会社が、10月15日より新サービス『日本オープンマーケット』の提供を開始しました。このサービスは、団体や企業の調達業務を支援するもので、無制限の公募形式を採用しているため、バイヤーは多くのサプライヤーから提案を受けることができるようになります。それに伴い、サプライヤーも商材の提案先を効率的に探すことが可能になります。この新しいサービスは、初期費用や月額費用が不要な従量課金制で提供されており、より利用しやすくなっています。
調達業務支援の進化
これまで、日本エンタープライズは『Profair』というサービスを通じて、バイヤーが間接材を調達する際のプロセスをクラウド上で自動化し、コスト削減や効率改善を実現してきました。しかし、これには私募案件におけるサプライヤーの発掘や事前審査、システム導入にかかるコストといった課題も抱えていました。
『日本オープンマーケット』では、全案件を公募し、サプライヤーの選定プロセスを日本エンタープライズが引き受けることで、新たなサプライヤーの参入を促進します。この仕組みは、サプライヤーが興味のある案件を簡単に見つけられるようにし、両者の接点をより深めることを目指しています。また、従量課金制を採用することで、利用頻度が少ないバイヤーでも気軽に試せる仕組みを整えています。サプライヤーに関しては、2025年10月末まで利用料が無料で提供されます。
入札方式の多様性
さらに、『日本オープンマーケット』には、バイヤーが利用するための入札方式として「リバースオークション」と「ランキングリバースオークション」の二つが用意されています。リバースオークションは最安値のサプライヤーの入札額が表示される形式で、ランキングリバースオークションはサプライヤーの入札順位がリアルタイムで表示されるシステムです。これらの入札方式により、バイヤーはもっと便利にサプライヤーと取引を進めることができるでしょう。
持続可能な社会への貢献
日本エンタープライズは、今後も様々なコンテンツやソリューションを通じて持続可能な社会の実現へ貢献していく意向を示しています。『日本オープンマーケット』は、その第一歩として、調達業務のシンプル化と効率化を実現する重要なサービスになることでしょう。この新しいプラットフォームがもたらす未来に、期待が高まります。