渋谷区に登場！保護猫と仕事の両立が進む新しいコワーキングスペース

渋谷区にオープンする「NE COWORK.」とは？

新たに渋谷区に誕生するコワーキングスペース「NE COWORK.」は、保護猫活動を身近に感じられる空間を提供し、猫たちの新しい家族を見つけることを目指しています。このプロジェクトは、保護猫の譲渡を中心に、さまざまな活動を通じて、猫たちと人々とのつながりを強めていくことを目的としています。

猫の殺処分問題へのアプローチ

現在、毎年約2万頭もの犬猫が殺処分されていますが、その7割以上が猫であるという現実があります。多くの団体や個人が殺処分ゼロを目指し、保護活動を行っていますが、物資や資金の確保が厳しいのが実情です。このような状況を受けて、NE COWORK.は、保護猫たちと触れ合うことで人々の参加を促進し、意識の向上を図ります。

仕事をしながら猫を支える新スタイル

NE COWORK.は、一般的なカフェとは異なり、仕事をする傍らで猫たちと触れ合える環境を提供します。利用者は賃貸住宅でペットを飼えない方や、保護活動に興味はあるが実際に関わるきっかけがなかった方など、より幅広い層の参加を期待されています。

家で孤独に仕事をするのではなく、猫たちとの時間がもたらす癒しや楽しみを感じながら仕事をする、そんな新しいスタイルを提案します。会員制で、利用者の支援によって保護猫たちが必要な食事や医療を受けられる仕組みも整えています。

クラウドファンディングのスタート

「NE COWORK.」の運営には、プロジェクトの開始に向けたクラウドファンディングが行われます。集められた資金は、保護猫の医療費や日常の世話に必要な物品の購入に使われる予定です。また、さまざまなリターンが用意されており、参加者には特典が提供されます。

例えば、3,000円の支援で感謝のメールが届いたり、5,000円の支援で一年間の会員証とデイ利用券が得られます。特に高額の支援者には猫の名前を付ける権利や社名掲載など、個性的なリターンが用意されています。

未来のために…

将来的には、保護団体と連携して、地域の人々が参加できるイベントやワークショップも開催していく予定です。保護から譲渡までの流れを支えるこの取り組みが、多くの人々に保護猫活動への理解を深めてもらうきっかけとなればと願っています。

「NE COWORK.」は、日常生活の一部として保護活動が当たり前になる社会を目指し、参加者の意識を高めるための重要な拠点として機能していくことでしょう。この優しい場所が、多くの猫たちに新たな希望を与えることを期待しています。