生成AIを駆使したサービス強化へ向けての提携
株式会社TIGEREYE(東京・中央区)と株式会社ピアズ(東京・港区)は、生成AIを活用した対面サービス分野での事業提携を発表しました。これにより、両社は共同で新しいサービスの開発に取り組み、相互に技術を融合させることが期待されています。
提携の背景
TIGEREYE社は、先進的なAIコンピュータビジョンプラットフォームを提供し、その技術力には定評があります。一方、ピアズ社は、AIを利用した販売研修や面接サービスを展開しており、その経験と知識を生かした提携が狙われています。この提携により、TIGEREYE社は「顔パス」サービスの代理店業務をピアズ社に委託し、ピアズ社はその技術面での開発を行うという形です。
具体的なシナジー効果
両社の提携によって、数点の重要な効果が期待されています。まず、技術とノウハウの共有が深まることです。TIGEREYE社はコンピュータビジョン技術に長けており、ピアズ社は販売ノウハウを有していることから、双方の強みを生かしたより効果的なサービス提供が可能となります。
市場拡大も見込まれます。両社の既存の販売ネットワークを活用することで、各サービスが迅速に多くの市場に広まることでしょう。また、生成AIを利用した新しいトレーニングや認証システムを導入することで、顧客への付加価値も向上させることができます。
LLMに対応した新しいプラットフォーム
最近のLLM(大規模言語モデル)の進展に伴い、企業が適切にAIを活用するためのプラットフォームの必要性が増しています。しかし、適切な設定を行う業者は多くないのが現実です。TIGEREYE社は、その課題に応えるべく、LLMの進化にトレンドを適応させたプラットフォームを提供する計画です。これは社内利用だけでなく、様々な用途に対応したもので、より広範なビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。
新たな顧客層の開拓
この提携の一環として、ピアズ社が代理店として位置づけられることで、TIGEREYE社の「顔パス」サービスは新たな顧客層にアプローチすることが可能になります。これは、ピアズの販売ネットワークを通じて実現されます。また、TIGEREYE社は新たに導入されるピアズ社の販売補助トレーニングシステムを利用することで、より高品質なサービスを提供できるようになるでしょう。
業界全体への影響
この提携により、両社は顧客に対して優れたソリューションを提供できると確信しています。また、AIと顔認証技術の融合を進めることで、業界全体のデジタルトランスフォーメーションが加速することも期待されています。
会社情報
代表取締役:上村学
所在地:東京都中央区晴海1-8-8晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーW 18階
設立:2023年7月7日
資本金:4億1325万円
公式サイト
代表取締役社長:桑野隆司
所在地:東京都港区港南2丁目16−4 品川グランドセントラルタワー 15F
設立:2005年1月
公式サイト
この共同開発によって、両社はこれまでになかった新しい価値を世の中に提供できることを願っています。