心を強くする行動の習慣を提案する新書『メンタル強めになる習慣』

公認心理師・臨床心理士である松島雅美が6月8日に新著『メンタル強めになる習慣』を出版します。彼女は29年もの間、心理的サポートの現場で多くの人々に寄り添ってきた経験を持つ専門家です。この本は、メンタルを強化するための実践的な習慣を科学的な根拠に基づいて紹介しています。

なぜ行動が大切なのか？

メンタルが強い人は必ず何らかの「行動」をしています。この行動には明確な意味があり、再現性もあります。松島はこの考えを基に、気負いせず自然に始められるメンタル強化法を提案。ポジティブ思考や根性論に頼らず、日々の小さな選択や見方を変えることで、メンタルをしっかりと鍛えられると述べています。

ストレスとメンタルの関係

ストレスや不安にさらされている時、ポジティブな思考を持とうとすることは非常に難しく、逆に自分自身を苦しめてしまうことがあります。松島は、このような心理的な負担を軽減するために知っておくべき心理学や脳科学の知見を共有しています。実際、ストレスがかかる場面でさえ、少しの方法や見方を変えることで、心の負担を減らすことができるのです。

メンタルビジョントレーニングとは？

また、松島は「メンタルビジョントレーニング®」という独自のトレーニング法を提唱しています。これは、オリンピック選手にも導入されている訓練方法で、視覚機能に特化したメンタルトレーニングです。私たちの目は、メンタルに大きな影響を与えることが科学的にも示されています。全員が実践できるシンプルな方法で、自身のメンタルを強化する手助けとなるでしょう。