石膏ボードの未来
2025-03-07 17:50:07

GYXUS、ピッチコンテストで社会貢献に関する賞を受賞

GYXUSがソーシャルインパクト賞を獲得



2024年3月1日に開催された「NIKKEI THE PITCH GROWTH 2024-2025」において、株式会社GYXUSがソーシャルインパクト賞を受賞しました。このコンテストは、日本経済新聞社が主催し、全国のスタートアップや社会起業家を対象としたピッチ大会です。GYXUSは、石膏ボードのリサイクル技術に特化した企業であり、その取り組みが高く評価されました。

コンテストの詳細


「NIKKEI THE PITCH」は、スタートアップやアトツギベンチャーが自社のビジネスをPRするための場として設けられています。今回の決勝大会には、全国から400社以上が応募し、その中から選ばれた106社がブロック予選を経て、22社がファイナリストとしてステージに登壇しました。GYXUSの代表取締役である平田富太郎氏は、「水平リサイクル技術で石膏ボードを地球に埋めない社会を創る」というテーマでプレゼンテーションを行い、その姿勢に賞賛が集まりました。

平田代表のメッセージ


平田氏は、石膏ボードのリサイクルが国家戦略として重要であることを強調し、埋立処分が続けば30年後には埋立場が不足する可能性があると警鐘を鳴らしました。「私たちの世代で解決すべき社会課題」とし、これからも多くの協力を得ながら事業を進めていく意欲を示しました。

ソーシャルインパクト賞の意義


この賞は、社会に影響を与えるビジネスの取り組みを評価するものであり、GYXUSにとっては大きな励みとなります。企業のスローガンである「地球に埋めない世界を創る」に向けて、今後も地域のパートナー企業と協力しながら設備投資を進め、世界のリサイクル率向上に寄与できるよう尽力していく所存です。

石膏ボードを取り巻く現状


石膏ボードは建築資材として広く使用されている一方で、その廃棄物が増加しています。2024年8月に発表された第五次循環型社会形成推進基本計画では、石膏ボードの廃棄物が重要視されています。予測によると、2037年からは毎年350万トンの石膏ボードの廃棄物が発生し、これは現在の管理型埋立処分場を約30年で埋め尽くすインパクトを持っています。

GYXUSの取り組み


株式会社GYXUSは、石膏ボード廃棄物を100%使用し、水平リサイクル技術で再び石膏ボードを生産することを主な事業としています。この技術により、環境負荷を軽減し、持続可能な社会を目指しています。2025年冬頃には商業生産を開始する予定であり、今後の動向が注目されます。

会社概要


  • - 社名: 株式会社GYXUS
  • - 本社所在地: 三重県四日市市住吉町5-10
  • - 設立: 2023年10月
  • - 代表者: 平田富太郎
  • - 事業内容: 石膏ボード廃棄物を用いたリサイクルシステムの開発

今後のGYXUSに目が離せません。社会貢献としてのリサイクル事業に対する期待はますます高まります。彼らの取り組みが持続的な社会へと繋がるよう、多くの人々が支持を寄せることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社GYXUS
住所
三重県四日市市住吉町5-10
電話番号
059-363-8808

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