京越株式会社が「古都photo」を譲受
京都を拠点にする京越株式会社が、フォトブライダル事業の「古都photo」を株式会社Miriaから譲り受けたことを発表しました。この譲受は、京越が和装業界およびブライダル領域に進出する重要なステップとなります。
1. 事業譲受の背景と目的
京越株式会社は、2009年の設立以来、和装EC事業に革新をもたらし、業界のトップを走り続けています。年率10%の成長率を誇り、今回はMiria社が手掛ける「古都photo」の譲渡を通じて、更なる成長を図ることとなりました。
この譲渡により、京越は、澁谷深雪社長が育てた「古都photo」チームと力を合わせ、顧客の特別な瞬間を彩るフォトブライダルサービスを提供する体制を整えます。今後は、既存の和装EC実績を活かし、ブライダル事業の柱を確立していくことを目指します。
「古都photo」は、以下の特徴で注目されています。
- - 手頃な価格設定: 競合他社と比較して親しみやすい価格でサービスを提供。
- - 高品質なサービス: 創業以来10年に渡り、お客様からの信頼を築いてきました。
- - フォトウェディングの需要増: コロナ禍を経て、結婚式の多様化に応じたニーズに応え続けています。
今後京越が持つリソースやノウハウを駆使し、「古都photo」のさらなる飛翔を目指して積極的に取り組んでいきます。
2. 各社代表からのメッセージ
京越株式会社 代表取締役 呉 越
「今回は、澁谷社長が大切に育てたフォトブライダル事業『古都photo』を譲り受けることができ、大変感謝しております。特にお客様の声を第一に考えたサービスが確立されている点には強く共鳴しました。京越の企業文化とも合致するこの事業を通し、最大限のサポートを行い、より良いサービスの提供を約束します。」
株式会社Miria 代表取締役 澁谷 深雪
「私はブライダル業界に約30年間身を置いてきましたが、セカンドライフの時間を大切にしたい思いから、譲渡を決断しました。京越社の若い力と柔軟性には期待しており、今後の『古都photo』の運営が、国内外の多くの方々の特別な瞬間をより美しく演出することを願っています。」
3. 今後の展望
京越は、現在の事業を強化しながら新たにフォトブライダル事業にチャレンジすることで、2023年には約36億円の売上を2027年には100億円へと伸ばす目標を掲げています。この成長を通じて、京越の株式上場も視野に入れており、ブライダル事業においても革新を追求します。
4. 企業情報
- - 京越株式会社: 和装EC事業、卸販売、アパレル製品等多岐にわたる事業を展開。
- - 株式会社Miria: 和装と洋装前撮りの両方を手掛ける、地域密着のブライダル事業を営む。
この動きが、京越にとって新たな可能性を拓くことを期待し、多くの顧客に喜びをもたらすサービスを提供していくことが重要です。