京都芸術劇場2025年度自主事業ラインアップ
京都芸術大学の舞台芸術研究センターが、2025年度(2025年4月~2026年3月)に向けて、京都芸術劇場(春秋座・studio21)の自主事業ラインアップを発表しました。このプログラムは、国内外で活躍する実演家や演出家による多様な作品の上演に加え、本学の学生が参加する制作活動や高校演劇の上演など、「大学の劇場」として特色を生かした内容が盛り込まれています。
公演はさまざまなジャンルにわたり、伝統芸能から現代演劇、ダンスといった幅広い舞台芸術を紹介していきます。2025年度のプログラムの一部は以下の通りです。
公演プログラム概要
- - 4月:立川志の輔 独演会
- - 6月:芸術監督藤間勘十郎の芸能講座 第2回「芸術監督vs芸術監督2」、春秋座 花形舞踊公演
- - 8月:瓜生山サマーパーク
- - 9月:猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界 第十回フォーラム
- - 10月:KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2025
- - 11月:市川團子 新翔春秋会、春風亭一之輔×桂二葉 二人会2025(橘蓮二プロデュース)
- - 12月:創立45周年記念 鼓童 十二月特別公演2025
- - 2月:演じる高校生、春秋座―能と狂言
なお、今後さらに増える予定の芸術監督プログラムにもぜひご注目ください。
教育普及プログラム
京都芸術劇場では、制作や作品理解を深めるため様々な公開講座やワークショップを開催予定です。例えば、日本芸能史や伝統文化論をテーマにした講座、さらには京都国際ダンスワークショップフェスティバル2025など、多彩なプログラムで地域住民や学生との交流を図ります。これにより、舞台芸術を支える人材育成にも寄与し、創造的な場を広げていきます。
人材育成は、2001年の劇場開場以来、学生が公演の運営や宣伝美術のデザインに積極的に関与しています。これにより、未来の舞台芸術界を担う人材を育成することを目指しています。
京都芸術劇場について
京都芸術劇場(春秋座・studio21)は、京都芸術大学内に設立された国内初の大学運営による本格的劇場です。春秋座は主に歌舞伎などの上演を想定して設計された大劇場で、studio21は現代演劇やダンスの上演に特化した小劇場です。この二つの異なる空間を持つ劇場では、伝統的な芸能から先端のパフォーマンスまで多様な舞台芸術を網羅し、京都の文化を全国に、さらには世界に向けて発信しています。
詳細は、
京都芸術劇場の公式ウェブサイトをご覧ください。また、最新情報はFacebookやInstagram、Twitterでも随時発信しています。
お問合せ先:
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
TEL:075-791-9207