ティアフォーが自動運転バス「Minibus 2.0」を販売開始
東京を拠点とするティアフォーは、2023年6月に発表した自動運転に対応した電気自動車の新たなモデル、「Minibus 2.0」の販売を正式に開始しました。この新モデルは、従来の「Minibus 1.0」に比べて、需要の高い機能が追加され、さらなる進化を果たしています。
「Minibus 2.0」の特徴
「Minibus 2.0」は、日本政府が策定した自動運転レベル4の基準に従って設計されており、安全性の向上に重きを置いています。これにより、冗長化システムが強化され、より安心して利用できるバスの運行が実現されます。
この自動運転バスには、ティアフォーの第2世代アーキテクチャをベースにした自動運転キット(ADK)が搭載されており、高い互換性を持つように最適化されています。また、長距離及び短距離のLiDAR、物体認識カメラ、信号機検知カメラ、レーダー、慣性計測装置、全地球航法衛星システムなど、様々な先進的センサーが装備されています。これらの技術が組み合わさることで、より高度な自動運転性能が提供されます。
今後の展開
ティアフォーは、「Minibus 2.0」の導入を日本各地で進め、2024年末を目指して納品を開始する計画です。また、地域ごとでの企業主導の導入拡大だけでなく、海外展開にも注力し、自動運転バスへの需要の高まりに対応していく意向を示しています。
ティアフォーの自動運転技術は、オープンソースソフトウェア「Autoware」を活用したプラットフォームを中心に進化しており、世界中のパートナーと連携し、エコシステムの拡大を目指しています。これにより、より良い社会の実現を見据えた取り組みが続けられています。
会社概要
- - 社名: 株式会社ティアフォー
- - 所在地: 東京都品川区
- - 設立年月: 2015年12月
- - 主な事業内容:
- 自動運転プラットフォーム開発
- 自動運転ウェブサービス開発
- 自動運転システム開発キット販売
- 自動運転技術の教育事業
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