映画『イミディエイト ファミリー』が遂に公開!
2023年6月19日(金)、待望のドキュメンタリー映画『イミディエイト ファミリー』が劇場公開されます。この作品は、米国のウエストコースト・サウンドを影で支えていたセッション・ミュージシャンたちに焦点を当てており、大名曲の陰に潜む彼らの活躍を描いています。
ウエストコースト・サウンドの裏側
映画は、ジェイムス・テイラー、キャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンら、当時の名立たるアーティストたちのレコーディングやツアーをサポートした4人のセッション・ミュージシャン、ダニー・コーチマー(ギター)、ワディ・ワクテル(ギター)、リーランド・スクラー(ベース)、ラス・カンケル(ドラム)の物語を描いています。
ドキュメンタリーは、彼らの証言や活動の様子、さらにはその後の音楽界への影響を探求し、音楽制作のパラダイムシフトを照らし出しています。何気ないセッションが、いかにして音楽の名曲を生むか、その過程を見ることができるのです。
新たな場面カットの公開
最近、新たに公開された場面カットには「ザ・イミディエイト・ファミリー」の前身バンド「THE SECTION」の1972年の写真や、ジャクソン・ブラウンの名盤『孤独なランナー』の録音風景(1977年)、さらにはリンダ・ロンシュタットのコンサートをサポートしたダニー・コーチマーとワディ・ワクテルの演奏の模様も映し出されています。
レコメンド・コメントも話題に
映画の公開に合わせて、音楽評論家の北中正和やレコード・プロデューサーの川原伸司など、著名な音楽関係者からのレコメンド・コメントも寄せられています。
北中は「音楽とは個人の表現であると同時に、他者との呼応によって完成する芸術である。本作はその本質を語りかけ、温かな余韻が残る」と述べています。一方、川原は「彼らの音楽は日本のポップスの源流であり、失われた環の証明」とし、その重要性を強調しています。これらのコメントは、作品の価値をさらに高めています。
ゲスト登壇イベントも決定
公開初日からの3日間はトークイベントも予定されています。芸能人や音楽関係者が登壇し、本作品についての深い情報や舞台裏の話を聞くことができる良い機会となるでしょう。
登壇者には、音楽評論家の北中やレコード・プロデューサーの川原の他、「イミディエイト・ファミリー」の字幕監修を手がけた朝日順子氏や、ミュージシャンの杉真理氏、翻訳家の前むつみ氏らが名を連ねています。観客は彼らから直接話を聞くチャンスを得られます。
劇場情報
映画『イミディエイト ファミリー』は、TOHOシネマズシャンテ、kino cinéma新宿、YEBISU GARDEN CINEMAなど、全国各地で公開されます。ミュージックファンにとって見逃せない一作です。
この映画は、名曲の背後にいる無名の功労者たちを称えるものであり、贅沢なグルーヴと共に多くの人の心に響くことでしょう。音楽ファンはもちろん、幅広い世代に楽しんでいただける内容となっています。あなたもぜひ劇場に足を運んで、彼らの音楽の軌跡を体感してみてください。